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2024-03-29 07:51:16

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年1月27日

マーケットトピックス 2021年1月27日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が下落して始まり、下げ幅を拡大したことから、ドルや円が買われる動きとなった。ドルは、米長期金利が時間外取引で上昇したこともあり、対円で103.80まで上昇した。ただ、中国の翌日物加重平均レポ金利が1年3ヵ月ぶり高水準となり、中国株が大幅下落となるなど、アジア株が軒並み下落したことから、投資家のリスク回避の動きから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米長期金利が低下したことも加わり、ドルは対円で軟調な動きとなった。欧州時間では、欧州主要株価指数が上昇して始まったこともあり、ドルや円が売られる動きとなった。

米国市場では、欧米の株価上昇を背景に、投資家のリスク回避の動きが和らいだ欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルと円が序盤から主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが低下したことも加わり、ドル/円は一時103.56まで下落した。ただ、その後は米主要株価指数がマイナス圏まで下落するなど、上値の重い動きが続いたこともあり、クロス円は上値の重い動きとなり、ドル買い戻しの動きも見られた。

米株式市場では、引き続き感染拡大に伴う経済活動の停滞に対する懸念を背景に、主要株価指数は上値の重い動きとなった。ただ、翌日のFOMCの結果発表やパウエルFRB議長の会見を控えており、やや方向感に乏しい動きとなった。さらに、主要企業の決算発表がまちまちの結果となったことも影響し、主要株価指数は小幅安となった。ダウ平均株価は、22.96安(-0.07%)で終了し、4営業日続落となった。一方、ハイテク株中心のナスダックは9.93ポイント安(-0.07%)で終了し、6営業日ぶりの反落。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が下落して始まり、下げ幅を拡大する動きとなったことから、投資家のリスク回避の動きが意識され、ドルや円が買われる動きとなった。さらに、米10年債利回りが低下したことから、ドルは対円で上値の重い動きとなり、前日安値の103.67を下回る103.66まで下落した。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を拡大し、一時前日比290円超下落したことから、クロス円も一段の下げとなった。一方、イタリアのコンテ首相が閣議で辞任の意向を閣僚に伝え、大統領に辞表を提出するとの報道を受けて、イタリアの政局不安が高まったこともユーロの圧迫要因となった。ユーロ/円は一時125.70まで下落し、3日ぶりの安値となった。

(3)欧州時間には、欧州主要株価指数や米株価先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、ドルや円が売られる動きとなった。米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、序盤からドルや円が下落した。ドルは、欧州通貨や資源国通貨に対して軟調な動きとなったことや、米10年債利回りが低下したことも加わり、ドル/円は一時103.56まで下落し、前日の安値を下回る動きとなった。

(4)米主要株価指数がマイナス圏まで下落するなど、上値の重い動きが続いたこともあり、クロス円も上値の重い動きとなった。特に、フランス中銀総裁が改めてユーロ高を牽制する姿勢を示したことがユーロの圧迫要因となり、ユーロはドルや円に対して軟調な動きとなる場面もあった。ドルは欧州通貨などに対して買い戻しの動きも見られ、対円でも値を戻す動きとなったが、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を翌日に控えていることも影響し、終盤までは限定的な動きとなった。

本日のトピックス

欧州では、主要な経済指標の発表がないものの、イタリアなどでの政局不安や、当局者のユーロ高牽制発言がユーロの圧迫要因となっている。ただ、ドルも上値の重い動きが続いていることもあり、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで高値圏での推移が続いており、この流れが続くのかどうかが注目されている。

米国時間では、序盤に耐久財受注、終盤にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の定例会見が予定されている。特に、先日パウエルFRB議長が金融政策の正常化への議論は時期尚早との見方を示したこともあり、改め低金利政策の長期化に言及する可能性も指摘されている。ただ、ワクチン接種の効果により、一部では今後景気回復が加速するとの期待感もあり、利上げが当初予定より前倒しされる可能性など、先行きに期待ができる内容が含まれるのではと期待する向きもあり、声明や会見での発言内容が注目される。

1/27の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

12月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
1.0% 1.0%
前回は市場予想を上回ったものの、10月の結果から低下し、2ヵ月連続の低下となった。民間航空機が大幅マイナスとなったことや、コア資本財の受注の伸び幅が低下したことが影響したが、7ヵ月連続でプラスを維持した。今回の速報値では、前月から変わらずの伸びが予想されており、堅調な受注が続いていることが示されると見られている。
4:00 米国

FOMC政策金利

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
0.00%-0.25% 0.00%-0.25%
前回は、新型コロナウイルスを巡る状況が経済を左右しているとの見方が示され、雇用の改善とインフレ率2%達成まで、緩和的な金融政策を維持する方針を続けるとした。先日、FRB議長が金融政策の正常化への議論は時期尚早との見方を示していたこともあり、大きな変化は見られないとされており、先行きに期待ができる内容が含まれるのか注目される。
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