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2024-04-19 17:43:50

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年8月26日

マーケットトピックス 2020年8月26日

前営業日トピックス

欧米市場の株高を背景に、日経平均株価が250円超上昇して始まったことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ドル/円は106.05まで上昇したものの、106円台では上値の重い動きとなり、ドル/円は一時105.87まで下落した。ただ、105円台では値頃感のドル買いも見られ、底固い動きとなった。さらに、日経平均株価が前日比440円超上昇まで上げ幅を拡大したこともあり、クロス円も堅調な動きとなった。欧州時間では、欧州主要株価指数が大きく上昇して始まったことから、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。

米国市場では、円売りが優勢となった欧州市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。序盤に発表された米経済指標は強弱まちまちの結果となったことから、マーケットの反応は限定的だった。ただ、米国債利回りの上昇を受けてドルは主要通貨に対して上昇となり、対円では106.58まで上昇し、8/17以来の高値となった。上昇一服後は、米国債利回りが低下したことが影響し、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が上昇して始まったものの、その後は下落に転じて軟調な動きとなり一時前日比213ドル安まで下落した。下げ一服後は下げ幅を縮小したものの、60ドル安(-0.21%)で終了し、4営業日ぶりに反落した。一方、ハイテク株中心のナスダックは86ポイント高(+0.76%)で終了し、4営業日続伸となり、S&P500とともに連日の最高値更新となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは底固い展開で始まった。さらに、日経平均株価が257円高で始まったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、一時106.05まで上昇したものの、106円台では上値の重い動きが続き、106円台に留まれなかった。その中で、米通商代表部(USTR)が声明で、第1段階の米中通商合意の履行を巡る協議を行ったことを明らかにし、米中通商合意の履行巡る協議で前進との認識共有と発表したが、マーケットの反応は限定的だった。

(2)ドルのポジション調整との見方も広がっており、ドルはユーロやポンドなどの欧州通貨や資源国通貨に対し軟調な動きとなった。さらに上昇していた米長期債利回りが低下したことも影響し、ドル/円は105.87まで下落した。しかし、105円台では値頃感の買い戻しも入り、再び106円台まで値を戻した。一方、午後に入り、日経平均株価が前日比445円高まで上昇したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。欧州時間では、欧州主要株価指数や米株価先物が堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、ドイツの経済指標が良好な結果となったことも、ユーロの押し上げ要因となった。

(3)米国市場では、欧州主要株価指数や米株価先物が上昇したことを受けて円売りが優勢となった欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。序盤に発表された7月新築住宅販売件数が2006年12月以来の高水準となったことや、8月のリッチモンド連銀製造業指数が2018年10月以来の高水準となったものの、8月の米消費者信頼感指数が2014年6月以来の低水準となったこともあり、マーケットの反応は限定的だった。ただ、米長期債の指標となる米10年債利回りが0.714%まで上昇し、約1週間ぶりの高水準まで上昇したこともあり、ドルは主要通貨に対して上昇となり、対円では一時106.58まで上昇し、8/17以来の高値となった。

(4)米10年債利回りの上昇が一服して下落に転じたこともあり、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きが続いた。一方、米南部へのハリケーン接近に伴いメキシコ湾岸周辺の石油生産施設の操業が一時停止となっていることを背景に、原油相場が上昇していることから、資源国通貨のカナダ・ドルは米ドルや円に対して上昇しており、対円では8/14以来の高値となった。

本日のトピックス

欧州や米国の経済指標の改善に加え、米中対立の激化懸念が和らいだとの見方からリスク回避の動きが後退しており、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。本日の東京市場でも、序盤からユーロやポンド、豪ドルなどが対円で海外市場の高値を超える動きとなっており、引き続き円売りの流れが続いている。ただ、明日から恒例のジャクソンホールでの経済シンポジウムが予定されており、初日にパウエルFRB議長の講演が予定されていることから、発言内容を見極めたいとの思惑も強まっており、やや限定的な動きも予想されている。

米国市場では、7月の米耐久財受注の発表が予定されており、前回結果から伸び幅の縮小が予定されているものの、依然として高い伸びが続くと予想されている。昨日の製造業、住宅関連の経済指標が予想以上の結果となったこともあり、改善が進んでいることが示されるのか注目されている。

8/26の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

7月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
4.5% 7.6%
前回は市場予想を下回ったものの、2014年7月以来の高い伸びとなった5月の結果からは伸び幅が低下した。経済活動の再開で特に自動車の需要がさらに急増したことが影響した。今回は、前回から伸び幅の縮小が予想されているが、昨年までの5年間の平均が+0.2%であることから、大幅な伸びが続くと見られている。
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