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2024-04-19 23:55:13

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年5月1日

マーケットトピックス 2020年5月1日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は小動きの展開で始まった。日経平均株価が上昇して始まり、3/9以来の2万円台回復したことや、実需のドル買いも観測され、ドル/円は106.87まで上昇した。ただ、その後は月末であることから実需のドル売り・円買いなども観測され、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が市場予想より悪化したことが嫌気され、ドルは上値の重い動きとなった。しかし、月末のロンドン・フィキシングに向けて円売りフローが観測されたこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は序盤に付けた106.45から107.22まで上昇した。終盤には、原油先物価格が急上昇したことや、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は107.50まで上昇して3日ぶりの高値となった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比446ドル安まで下落した。その後はやや下げ幅を縮小したものの、1%以上の下落となる288ドル安で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは25ポイント安(-0.28%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)休場明けの東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、序盤から小動きの展開で始まった。その後、日経平均株価が序盤から大幅上昇となり、3/9以来となる2万円台を回復したことが好感され、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。さらに、実需のドル買い・円売りが観測されたこともあり、ドル/円は106.87まで上昇した。

(2)仲値通過後はやや上値の重い動きとなり、月末のポジション調整によるドル売り・円買いも加わり、ドル/円は106.40まで下落する動きとなり、クロス円も上値の重い動きとなった。ただ、前日の欧州時間に付けた3/17以来の安値となる106.36は下回らなかった。一方、前日のユーロ圏の経済指標の悪化やドイツ政府が経済成長見通しを下方修正したことが引き続き影響し、ユーロはドルや円などに対して上値の重い動きとなった。

(3)欧州主要株価指数が上昇して始まったことからドル円・クロス円は底固い動きとなったものの、その後マイナス圏まで下落し、上値の重い動きとなった。注目されたECB理事会の結果発表では、予想通り政策金利が据え置かれ、コロナ対策で資金供給の拡大策を発表したが、一部で期待された緊急購入プログラムや無制限の国債購入が見送られたことから、軟調な動きとなった。さらに、ラガルドECB総裁が会見でユーロ圏の第2四半期経済はさらに厳しくなる、ユーロ圏経済は5−12%程度縮小する可能性との見方を示したことも圧迫要因となった。

(4)米国市場では、序盤に発表された新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数が市場予想より悪化したことが嫌気され、ドルは上値の重い動きとなった。ドル/円は一時106.45まで下落し、アジア時間に付けた107.41に迫る動きとなった。その後は月末のロンドン・フィキシングに向けた円売りフローも観測され、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は107.22まで上昇した。

(5)上昇一服後はやや上値の重い動きが続いたものの、終盤に原油先物価格が1バレル=19.64ドルから22.30ドルまで急上昇したことや、米10年債利回りが0.579%から0.645%まで上昇したことも加わり、ドル/円は107.50まで上昇し、3日ぶりの高値となった。

本日のトピックス

前日の海外市場では、月末のポジション調整などの動きに加え、原油価格の急上昇もあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、欧米の主要株価指数が下落したことから、本日の日経平均株価は序盤から軟調な動きとなっており、これを受けてドル円・クロス円もやや上値の重い動きとなっている。
?
株式市場では、連休を前に利益確定売りに押されている日経平均株価が、海外市場の先物で2万円台を回復できるか、一方海外市場ではナスダックの回復が目立っており、年初来でプラスに改善(昨日時点で-0.93%、ダウは-14.7%)できるのかが注目されている。
?
米国市場では、4月の製造業PMI、ISM製造業景況指数の発表が予定されており、ともに前回からの悪化が予想されている。ただ、悪化はすでに織り込み済みであることから、マーケットの反応は限定的と考えられる。

ドル/円は、先週の108円台から軟調な動きが続き、一時106.36まで下落したものの、値頃感の買い戻しなどもあり、値を戻す動きとなっている。ただ、107.50近辺では上値の重い動きとなっていることから、ここを上抜けて再び108円台まで値を戻す動きとなるのかどうかが注目される。

5/1の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

4月ISM製造業景況指数

ISM製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の製造業の景況感指数であり、製造業の購買・供給管理責任者に対するアンケートを集計した指数。50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
36.1 49.1
前回は市場予想を下回り、3ヵ月ぶりの低水準となった。新型コロナウイルスの影響が本格化していなかったものの、景気の判断基準となる50を下回る結果となった。今回は、大幅な低下が予想されており、予想通りの結果なら、2008年12月以来の低水準となることから注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

豪ドル/円は、59円台まで下落した3/19の安値から上昇に転じており、調整を入れながら堅調な動きが続いています。昨日、3/6以来の70円台回復となりましたが、その後はやや軟調な動きとなっており、一旦の調整とも考えられます。目先、どこまで調整が進むのか、またその後に再び堅調な動きとなるのかが注目されます。

力強い相場によく見られる38.2%押し近辺で切り替えして上昇に転じる動きが続いていることから、今回も38.2%押し近辺が下値のポイントとなるのかどうかが注目されます。

下値のポイントは、67.289から70.161まで上昇に対する38.2%押しのポイントとなる69.064近辺と考えられます。ここを下抜ける場合には、半値押しと転換線の68.725が次のポイントと考えられます。ただ、ここも下抜ける動きとなる場合には、直近高値の70.161を上抜ける確率は低くなる可能性もあります。

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