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2024-04-20 06:24:24

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年3月31日

マーケットトピックス 2020年3月31日

前営業日トピックス

前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前週末比800円超の下落となったことも圧迫要因となった。さらに、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は107.12まで下落し、3/18以来の安値を更新した。その後、日経平均株価が下げ幅を縮小して引けたことや、米国債利回りの反発もあり、ドル円・クロス円は値を戻した。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドルは、対ユーロで上昇したこともあり、対円でも108.29まで上昇した。一方、ユーロ圏の経済指標がいずれも2013年以来の低水準になったことなどが影響し、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、3月のダラス連銀製造業活動指数が過去最低となったこともあり、ドル/円は107.66まで下落したものの、ロンドンフィキシングでのドル買い・円売り観測から、ドル/円が再び108円台まで値を戻すなど底固い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が上昇して始まったものの、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した売りが出てマイナス圏まで下落する場面もあった。その後は上げ幅を拡大し、終盤には一時前日比741ドル高まで上昇し、690ドル高で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、271ポイント高で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米国での新型コロナウイルスの感染者の増加に歯止めがかからないことから、先週末の海外市場からドル売りが続いた流れを引き継ぎ、序盤からリスク回避の動きが先行した。日経平均株価が序盤から下落となり、一時前週末比811円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、先週末の引け後に格付け会社ムーディーズが南アフリカの格下げを発表したことを受けて、週明けの南アフリカ・ランド/円は、先週末の海外市場の終値の6.111円からギャップダウンして始まり、一時5.951円まで下落となり、過去最安値を更新した。

(2)月末・期末を控えた五・十日であり、仲値公示までは実需のドル買いフローが確認されたことから、ドル/円は値を戻したものの、仲値通過後は本邦企業によるレパトリ(本国への還流)に伴うドル売り・円買いが観測されたことも加わり、ドル/円は107.12まで下落し、3/18以来の安値を更新した。午後には、米株価先物市場でダウ先物がプラス圏まで上昇して上げ幅を拡大したことや、日経平均株価が304円安まで下げ幅を縮小、さらに米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は108.25まで値を戻した。

(3)ドイツの政府顧問が2009年以来の深刻なリセッションを予測したことや、ユーロ圏の経済指標結果が市場予想ほど悪化しなかったものの、いずれも2013年以来の低水準になったことも影響し、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。一方、ドルは対ユーロでの上昇を受けて、対円でも堅調な動きとなり、米国市場でも欧州市場の流れを引き継いで堅調な動きとり、ドル/円は108.29まで上昇した。

(4)3月のダラス連銀製造業活動指数が市場予想を大幅に下回り、過去最低となったことが嫌気され、ドル/円は一時107.66まで下落した。その後、ロンドンフィキシングでのドル買い・円売り観測から、ドル/円が再び108円台まで値を戻すなど、クロス円も堅調な動きとなった。ただ、終盤にかけてドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、ユーロ圏や米国の経済指標の悪化がユーロやドル相場にも影響している。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を見極めるためにも結果が注目されており、引き続き指標結果に注目したい。

欧州市場ではドイツやフランス、ユーロ圏の経済指標の発表が予定されており、特にドイツの3月の雇用統計の結果に注目したい。一方、米国市場では、3月のシカゴ購買部協会景気指数、3月の消費者信頼感指数の発表が予定されており、ともに3月の統計であることから、大幅な低下も予想されている。事前に悪化が予想されているものの、予想以上の悪化となる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性もあり、結果を受けた主要株価指数や米国債の動き、それに伴うドルの動きに注目したい。

3/31の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:45 米国

3月シカゴ購買部協会景気指数

シカゴ購買部協会景気指数は、シカゴ地区の製造業の景況感を指数化したものであり、50が景気の拡大・後退の判断基準となり、50を上回れば景気拡大傾向、50を下回れば景気後退傾向と判断される。
40.0 49.0
前回は市場予想を上回り、昨年8月以来の高水準となった。今回は、3月の統計であることから、コロナウイルの影響が指数を大きく圧迫している可能性が予想されており、予想通りの結果となる場合には、2009年6月以来の低水準となる可能性もあり、結果が注目される。
23:00 米国

3月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
110.0 130.7
前回は、市場予想を下回ったものの、1月の結果からは小幅上昇となり、6ヵ月ぶりの高水準となった。現況指数が8ヵ月ぶりの低水準となったものの、期待指数が7ヵ月ぶりの高水準となったことが影響した。今回は、3月の統計であり、新型コロナウイルスの感染拡大が影響している可能性が大きく、大幅な低下が予想されており、予想通りの結果なら2016年11月以来の低水準となることから、結果に注目したい。
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