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2024-03-28 20:53:43

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年3月25日

マーケットトピックス 2020年3月25日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場で堅調な動きが一服した流れを引き継ぎ、序盤からドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。最近のドル高の流れが一服するなど、ドルは欧州通貨やオセアニア通貨などに対して軟調な動きとなったこともあり、ドル/円も上値の重い動きとなった。日経平均株価が大きく上昇したものの、ドル/円は上値の重い動きが続き、一時110.09まで下落した。その後、欧州主要株価指数が軒並み大幅上昇となったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

米国市場では、新型コロナウイルス対策の2兆ドル規模の経済対策に対する期待が高まったことを好感して、米主要株価指数が軒並み大幅上昇となり、ドル円・クロス円も底固い動きとなった。さらに、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は一時111.72まで上昇し、2/21以来の高値を付けた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、終盤には一時前日比2145ドル高まで上昇した。高値圏のまま2112ドル高(11.37%高)で終了し、上げ幅は過去最大を更新した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、557ポイント高(8.12%高)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の堅調な流れが一服しており、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。FRBが緊急のFOMCを開催し、無制限の量的緩和を行う方針を決定したことが改めて材料視されたことや、3月期末・年度末を控えた本邦企業のレパトリ(国内還流)に伴うドル売り・円買い需要も影響したと見られ、ドル/円は110.09まで下落した。一方、欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで堅調な動きとなったことに加え、日経平均株価が一時前日比1193円高まで上昇したこともあり、対円では底固い動きとなった。

(2)ドルはこのところ急ピッチでの急上昇が続いたことから、一旦調整の動きが続いている。なお、主要6通貨に対するドル指数は、20日につけた2017年1月以来の高値から下落している。ただ、110.00近辺では底固い動きとなった。

(3)米国市場では、ムニューシン米財務長官と民主党のシューマー上院院内総務が新型コロナウイルス対策の2兆ドル規模の経済対策に進展があったとしたことが好感され、ダウ平均株価が2000ドル以上の上昇となるなど、米主要株価指数が軒並み大幅上昇となったこともあり、ドル円・クロス円も底固い動きとなった。さらに、米10年債利回りが0.783%から0.891%まで上昇したこともあり、ドル/円は一時111.72まで上昇し、2/21以来の高値を付けた。

本日のトピックス

FRBの大幅利下げや流動性供給策にも関わらず、リスク回避のための資産売却によるドル需要なども重なり、ドル高が続いている。ただ、ここにきてドル/円では高値を更新するものの、やや上値の重い動きとなり、一方対欧州通貨やオセアニア通貨に対しても上昇一服となっている。3月期末・年度末を控えた本邦企業のレパトリ(国内還流)に伴うドル売り・円買いの影響も指摘されているが、3月期末・年度末まではやや上値の重い動きが続く可能性も考えられるが、それを過ぎて以降の動きが注目される。

米国では、新型コロナウイルス対策で2兆ドル規模の経済対策が議会で承認が近いとの報道があるなど、各国で経済対策を掲げている。マーケットでは、それを好感する動きが見られたが、新型コロナウイルス感染拡大の最悪期(今がその時期かどうかはまだ不明)が過ぎるまでは、先行きの不透明感は払拭できないだろう。そのため、引き続き不安定な動きが続く可能性も想定しておきたい。

欧州市場では、3月IF企業景況感指数が予定されているが、昨日の指標結果でもすでに悪化が織り込まれていることもあり、限定的な反応となる可能性もあるが、注意してみておきたい。一方、米国では2月の耐久財受注の発表が予定されているが、こちらは2月の結果であることから、反応は限定的と見られている。むしろ、前日大幅な上昇となった主要株価指数の動向に注目したい。

3/25の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
-1.0% -0.2%
前回は市場予想と一致し、2ヵ月ぶりのマイナスとなった。民間航空機が急増したものの、自動車がマイナスとなったことや、国防が大幅マイナスとなったことが影響した。ただ、コア資本財が1年ぶりの大幅増となった。今回は、マイナス幅の拡大が予想されており、変動が大きい航空機の影響が見込まれていることから、輸送機器を除いた指数の結果に注目したい。
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