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2024-03-28 23:58:44

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年3月6日

マーケットトピックス 2020年3月6日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。しかし、上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮小したことや、米株価先物が200ポイント超の下げとなったこと、欧州主要株価指数の下落も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。

米国市場では、米国内で新型コロナウイルスの感染拡大報道が相次いだことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、米主要株価指数が軒並み3%を超える大幅下落となったことや、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は一時105.97まで下落し、昨年9/4以来の106円台割れとなる場面もあった。ただ、105円台では底固い動きとなり、106円台前半まで値を戻して終了した。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比1147ドル安まで下落した。終盤にはやや下げ幅を縮小したものの969ドル安で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、279ポイント安で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場終盤にドルが買い戻された流れを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は一時107.74まで上昇した。その後、日経平均株価が前日比299円高で始まったものの、その後は上げ幅を縮小したことからドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、10年債利回りが1.0506%から1.000%まで低下したことも加わり、ドル/円は107.26まで下落した。

(2)欧州主要株価指数が序盤から軒並み下落したことから、ドル円・クロス円も軟調な動きとなり、ドル/円は107円台割れとなった。

(3)米国市場では、前日にカリフォルニア州で非常事態宣言が出されたことや、米国内での新型コロナウイルスによる感染拡大が報道されたこともあり、投資家のリスク回避の動きが強まり、序盤からドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、ダウ平均株価が一時前日比1147ドル安まで下落するなど、米主要株価指数が軒並み3%を超える大幅下落となったことや、米10年債利回りが一時0.897%まで低下し、過去最低を更新したことも加わり、ドル/円は一時105.97まで下落し、昨年9/4以来の106円台割れとなる場面もあった。ただ、105円台では底固い動きとなり、引けにかけて106円台まで値を戻した。
一方、ユーロは対円で上値の重い動きとなったものの、対ドルでは昨年12/31以来の高値となった。さらに、ニューヨーク市場終了後のオセアニア時間には、ユーロ/ドルは一時1.1243まで上昇し、12/31の高値1.1242を上抜けて昨年8/6以来の高値まで上昇した。

本日のトピックス

マーケットでは、新型コロナウイルスの感染拡大を材料にリスク回避の動きが強まっており、米国債相場が上昇(利回りは低下)、欧米の主要株価指数の大幅下落を受けて、本日の日経平均株価も300円超の下落で始まった。その中で、リスク回避先として積極的に円を買い難い状況であるものの、米FRBの追加利下げ観測から日米金利差の縮小を見込んだ円買いも出ており、ドル/円はやや軟調な動きとなっている。ドル/円は、前日の米国市場で一時106円台割れとなったものの、東京市場では106円台を維持している。引き続き106円台を維持できるのか注目されている。一方、乱高下する株価動向にも注目されており、主要国の株価指数の動きにも注目したい。

なお、米金利先物市場では、17-18日のFOMCにおいて0.25%の追加利下げ予想確率は100%、0.50%の利下げ予想確率は68%となっている。

本日、米国では米雇用統計の発表が予定されており、非農業部門雇用者数は前回結果からの伸び幅の低下が予想されている。参考にされるADP雇用統計は市場予想を上回ったものの、前回結果が下方修正された。一方、ISM非製造業景況指数の雇用指数は2019年7月以来の高い伸びとなるなど、まちまちの結果となり、予想を難しくしている。そのため、予想から乖離する結果となる場合には比較的大きな動きが出る可能性も予想されていることから、結果に注目したい。

3/6の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

2月非農業部門雇用者数

非農業部門に属する事業者の給与支払い帳簿をもとに集計された雇用者数。農業以外の産業で働く雇用者であり、経営者や自営業者は含まれない。
+17.5万人 +22.5万人
前回は市場予想を上回り、2ヵ月ぶりに+20万人を上回った。今回は前回結果を下回る伸びが予想されており、雇用の安定な伸びの目安とされる+20万人を下回ると予想されている。また、先に発表されたADP雇用統計では、前回結果が大きく下方修正されてこともあり、結果が注目されている。
22:30 米国

1月貿易収支

貿易収支は、米国から輸出された金額と米国へ輸入された金額の差額。米国では、輸出、輸入ともモノだけではなくサービス(運賃や保険、観光など)も含まれる。
-461億USD -489億USD
前回は、赤字額が市場予想を上回り、4ヵ月ぶりに赤字幅が拡大した。中国からの輸入が減少したものの、カナダからの石油の輸入が急増したことが影響した。今回は、米中第1段階の通商合意で中国からの輸入が増えている可能性も考えられるが、前回からの赤字額は縮小が予想されている。
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