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2024-03-29 14:32:35

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年2月28日

マーケットトピックス 2020年2月28日

前営業日トピックス

日経平均株価が序盤から下落したことや、米株価先物指数が軟調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。その後、日経平均株価が一時前日比580円超の下げとなったことや、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は一時109.97まで下落した。ただ、110円台割れ近辺では底固い動きとなった。

米国市場では、ドル/円は一時110.34まで上昇したものの、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米主要株価が下げ幅を拡大するなど投資家のリスク回避の動きからドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、ダウ平均株価が前日比1200ドルを上回る下げとなったことや、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は109.62まで下落した。ドルは対ユーロでも軟調な動きとなり、2/6以来の安値となった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から大幅下落となり、終盤には一時前日比1204ドル安まで下落した。6営業日連続の下落となり、昨年8月下旬以来の26000ドル割れで終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、414ポイント安で終了し、昨年12/5以来の安値となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場での株価下落を背景に、日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。その後、時間外取引の米株価先物指数が前日比350ポイント以上の下落となったことから、日経平均株価も一時前日比581円安まで下落し、さらに米10年債利回りが1.332%から1.292%まで低下したことも加わり、ドル/円は109.97まで下落した。

(2)ドル/円は110円台割れ近辺では値頃感の買い戻しも入り、110円台割れは一時的となった。さらに、下落していた時間外取引の米株価先物指数が下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された米経済指標がまずますの結果となったものの、欧米の株価下落を背景に、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、値頃感の買い戻しや、米主要株価が下げ幅を縮小したこともあり、ドル/円は一時110.35まで値を戻した。

(4)新型コロナウイルスの感染拡大を背景に世界的な株安の連鎖が止まらず、米主要株価が再び下げ幅を拡大する動きとなり、さらに米金融大手が2020年の米企業業績見通しを下方修正したことも加わり、ダウ平均株価が一時前日比1200ドルを上回る大幅な下げとなり、ドル/円も109.62まで下落した。

(5)NY引け後のアジア市場では、海外市場の株価の大幅下落などを背景にドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は一時109.33まで下落し、2/5以来の安値となった。

本日のトピックス

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の減速懸念が強まったことで、世界的な株安の連鎖が止まらず、前日の海外市場の株価の大幅下落を受けて、日経平均株価も前日比700円以上の下げとなっている。株価下落が止まらず、リスク回避の動きが強まる中で、底固い動きだったドル/円もやや軟調な動きとなっている。米国では、新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績などに影響すると予想されており、景気への影響も懸念されている。一方、豪ドル/円やNZドル/円、ランド/円は小休止の持ち合いを下抜けて一段の下げとなっており、新型コロナウイルスの感染拡大に加えて冴えないファンダメンタルズから、下げ余地はまだあるとの見方も出ている。

本日、株価下落の流れが止まるのか、週末の区切りで下げ止まるのか注目されている。

2/28の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:45 米国

2月シカゴ購買部協会景気指数

シカゴ購買部協会景気指数は、シカゴ地区の製造業の景況感を指数化したものであり、50が景気の拡大・後退の判断基準となり、50を上回れば景気拡大傾向、50を下回れば景気後退傾向と判断される。
46.0 42.9
前回は市場予想に反して大幅低下となり、2015年12月以来の低水準となった。2ヵ月連続の上昇で好転の兆しが見られたものの、他の地区連銀の製造業指数が好転したものの、新規受注が6.1ポイント低下、生産が3.8ポイント低下し、昨年7月以来の低水準になったことが影響した。今回は、前回の反動で3ポイント以上の改善が予想されており、悪化が一服するのか注目したい。
0:00 米国

2月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
100.7 100.9
前回は市場予想を上回り、6ヵ月連続の上昇で2018年3月以来の高水準となった。現在の景況感が0.6ポイント低下したものの、先行きの景況感が2.1ポイント上昇したことが押し上げ要因となった。今回は、若干の低下が予想されており、予想通りの結果なら懸念とはならないが、100を下回る場合には反応がやや大きくなる可能性も考えられる。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

豪ドル/円は、日足ベースで76.241から72.379までの下落に対する小休止の持ち合いパターンを7波動目で下抜けて、再び下げが加速しています。一方、オシレーターのMACDでは、両線がクロスして乖離幅が拡大、両線下向きとなっていることから、一段の軟調な展開を示唆する形状となっています。

下値のポイントである72.379を下抜けたことで一段の下げの可能性もあり、下抜けたことによる下値目標の計算値は70.61となります。

ここから一段の下げとなるのか、再び72.379を上抜けて底固い動きとなるのか注目されます。

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