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2024-03-29 00:33:14

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年11月12日

マーケットトピックス 2019年11月12日

前営業日トピックス

東京市場では新規材料に乏しく、序盤から小動きの展開となった。香港で再び警官とデモ隊が激しく衝突するなど混乱が続いていることを背景に、香港株や中国株が下落となったことが影響し、ドル円・クロス円も軟調な動きとなった。
米国市場では、米国がベテランズデーの祝日で一部の市場が休場となり市場参加者が少ない中、トランプ米大統領が先週末に米中協議の進展に不満を表明したことが改めて材料視されたことや、香港で再びデモが激化したことが嫌気されて、米主要株価が下落して始まった。ただ、その後株価が下げ幅を縮小したことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ドル/円は一時109.11まで上昇したが、値動きは限定的だった。
米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比163ドル安まで下落した。その後はプラス圏まで上昇し10ドル高で終了、3営業日連続で終値ベースの過去最高値を更新した。一方、ハイテク株中心のナスダックは11ポイント安で終了し、S&P500とともに小幅反落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)週明けで新規材料に乏しい中、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となり、仲値公示にかけても実需の売り・買いが交錯したことから、方向性に乏しい動きが続いた。しかし、先週末に香港で再び警官とデモ隊が激しく衝突するなど混乱が広がっており、警官がデモ隊に実弾を発砲したとの報道が伝わると、香港ハンセン指数、上海総合が大幅下落となり、投資家のリスク回避の動きが意識され、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(2)香港ハンセン指数が2.6%以上、上海総合が1.8%以上の大幅下落となったことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。ドル/円は一時108.90まで下落した。

(3)米国市場では、欧州市場の軟調な流れが一服し、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米国市場ではベテランズデーの祝日で債券市場が休場となり、市場参加者が少ない中、トランプ米大統領が先週末に米中協議の進展に不満を表明したことが改めて材料視されたことや、香港で再びデモが激化したことが嫌気されて、米主要株価が下落して始まった。しかし、その後下げ幅を縮小したことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ドル/円は、一時109.11まで上昇したが、値動きは限定的だった。一方、英ブレグジット党が総選挙で与党・保守党に対して対抗馬を出さない方針を表明したことで、ジョンソン英首相が総選挙で勝利する可能性が強まったとの楽観的な見方が広がったことからポンド買いが強まり、ポンド/円はアジア時間に付けた安値139.37から140.50まで上昇した。

(4)ダウ平均株価がプラス圏まで上昇したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなったが、終盤まで狭いレンジ内の動きが続いた。

本日のトピックス

欧州市場では、ドイツと欧州の11月ZEW景況感調査の発表が予定されており、欧州の景気動向を見る上で注目されている指標の一つとなっている。特に、域内の先導役となっているドイツの現状の景況感は、ここまで5ヵ月連続の低下で、前回2010年4月以来の低水準となっており、改善の兆しが示されるのか、6ヵ月連続の低下となりユーロ圏経済の先行き懸念が意識されるのか注目されている。
米国市場では、祝日明けで市場参加者が戻ってくるものの、主要な経済指標の発表がないことや、米中通商協議の行方を見極めたいとも思惑が根強いことから、引き続き限定的な動きが予想される。ただ、関連する報道や要人発言にはやや過敏に反応するケースもあるだろう。

11/12の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
19:00 ドイツ

11月ZEW景況感調査[現況]

-22.0 -25.3
前回は、市場予想を下回り5ヵ月連続の低下となり、2010年4月以来の低水準となった。一方、期待指数は、8月の低水準から改善したものの、前回は小幅低下となった。今回は、現況・期待指数ともに前回からの改善が予想されており、改善の傾向が示されるのか注目されている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、高値更新後やや上値の重い動きとなっています。そして、一目均衡表の転換線を完全に下抜けており、ここからの動きが注目されます。

オシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向きとなっていることで、やや軟調な動きを示唆する形状となっています。ここから両線の乖離幅が拡大するようなら、一段の下げとなる可能性も考えられます。その場合の下値のポイントは、一目均衡表の基準線と考えられます。基準線は、本日から14日までは73.755ですが、15日には74.256まで上昇します。このタイミングで基準線を下向ける動きとなる場合には一段の下げとなり、一目均衡表の雲近辺までの下げが想定される展開も。

上値のポイントは、現在74.992で推移する転換線となり、ここを再び上抜ける場合には、直近高値の75.67の上抜けを試す展開も考えられます。

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