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2024-04-25 19:33:23

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年9月27日

マーケットトピックス 2019年9月27日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の堅調な流れが一服し、ドルは序盤から軟調な動きとなった。その後、月末を控えた実需のドル買いも観測されたが、反応は一時的となり、全般的に限定的な動きが続いた。
米国市場では、トランプ米大統領のウクライナへの圧力問題に関する内部告発書の公表を受けて、弾劾をめぐる懸念が交錯し、ドルは序盤から軟調な動きとなった。しかし、月末・四半期末のドル買い需要や、住宅関連の米経済指標が予想を上回ったこともあり、ドルは底固い動きとなった。さらに、中国が米国からの輸入品の購入を拡大するとの中国外相の発言を受けて、米主要株価指数が下げ幅を縮小したことも加わり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。
米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり前日比166ドル安まで下落し、一時15ドル高まで上昇したが、結局79ドル安で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、46ポイント安で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)トランプ米大統領が中国との貿易協議に関して楽観的な見方を示したことによる米中対立懸念の後退を背景に、海外市場のドル上昇の流れが一服し、序盤からやや上値の重い動きとなった。その中で、月末を控えた実需のドル買いも散見され、仲値公示にかけて値を戻す動きとなった。

(2)仲値通過後は、本邦輸出企業からドル売りが観測されたこともあり、ドルは上値の重い動きとなった。さらに、米10年債利回りが1.725%から1.6904%まで低下したことも影響した。

(3)トランプ米大統領のウクライナに対する圧力問題に関する内部報告書の公表を受けて、弾劾をめぐる懸念が交錯し、ドルは軟調な動きとなった。さらに、米主要株価指数が軒並み下落したことや、米10年債利回りが1.7199%から1.6766%まで低下したこともドルの圧迫要因となった。

(4)月末・四半期末を控えてロンドンフィキシングに向けたドル買い需要に加え、8月の米中古住宅販売仮契約が市場予想を上回る結果となったこともあり、ドルは底固い動きとなった。さらに、中国が米国製品の購入拡大に前向きだとの中国外相の発言を受けて、米中貿易協議進展への期待感が高まったことも材料視された。また、米主要株価指数が下げ幅を縮小したことも加わり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、終盤に一時107.96まで上昇し、1週間ぶりの高値となった。一方、レーンECB理事が「金利をさらに引き下げる余地はまだある」と発言したことが嫌気され、ユーロは主要通貨に対して下落、ユーロは対ドルで5/8以来の安値、対円で9/5以来の安値を付けた。

本日のトピックス

昨日、日米首脳会談で貿易協定締結の合意文書が署名されたことや、米中貿易協議の進展期待が高まったこともあり、ドルは引き続き底固い動きが予想される。ただ、週末であることから利益確定の動きなども予想され、やや一服となる可能性も考えられる。その中で、欧州市場では、ドイツやフランス、ユーロ圏の経済指標の発表が予定されており、景気鈍化懸念や追加の金融緩和の可能性が燻っていることから、ユーロが敏感に反応する可能性もあり、結果に注目したい。一方、米国市場では、耐久財受注やミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

9/27の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

8月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
-1.2% 2.0%
前回は市場予想を下回ったものの、2018年8月以来の高い伸びとなった。輸送機器が2018年8月以来の大きな伸びとなったことが全体を押し上げる結果となり、変動の大きい輸送機器を除いた受注はマイナスとなった。今回は、輸送機器の低下が見込まれていることから、マイナスへの低下が予想されているが、輸送機器を除いた指数がプラスに改善するのか注目されている。
21:30 米国

8月PCEコア・デフレーター(前年比)

個人消費支出(Personal Consumption Expenditure)の名目PCEを実質PCEで割ったもの。PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものがPCEコアデフレーターであり、米国のFRBが金融政策を判断する上で重視している物価指標。消費者物価指数と比較されるが、PCEデフレーターはより調査対象が広いことから、物価動向を反映しやすいとされている。
1.8% 1.6%
前回は市場予想と一致し、改善が継続していることが示された。今回は、前回から上昇が予想されており、FRBが目標とする2%にさら向けてさらに改善が予想されており、結果が注目される。
23:00 米国

9月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
92.1 92.0
前回の速報値では、8月の結果から持ち直した。現況指数、期待指数ともに上昇したことが影響した。今回の確報値では、前回結果が維持されると予想されており、2018年8月以来の低水準となった8月の結果が一時的だったことが示される結果となるのか注目。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、一目均衡表の雲下限近辺で底固い動きが続いており、ここから完全に下抜けて一段の下げとなるのか、再び上昇に転じるのか注目されます。

オシレーターのMACDでは、両線クロス後に乖離幅の拡大が続いており、ゼロポイントを下抜ける場合には、下げ継続のシグナルとなります。ただ、先行するラインの下げの勢いが失速し、ゼロポイント近辺で底固い動きとなる場合には、上向きに転換する可能性も考えられることから、ゼロポイント近辺の動きにも注目です。

目先の下値のポイントは雲下限ライン、ここを完全に下抜ける場合には、横ばいが続く基準線の72.215が次のポイントとなり、基準線を下抜ける場合には一段の下げも考えられます。一方、上値のポイントは雲上限ラインとなり、ここを上抜ければ直近高値の74.487を目指す展開も考えられます。

気まぐれ投資コラム

豪州中銀、今年3回目の利下げを決定するか?

来週の10/1に豪州中銀の金融政策発表が予定されています。マーケットでは、政策金利を0.25%引き下げて過去最低の0.75%にすると予想されています。さらに、来年前半にも追加利下げを実施する可能性も一部では指摘されています。

豪州中銀は、今年ここまで6月と7月にそれぞれ0.25%の利下げを決定しており、その後の8月、9月は政策金利を据え置いています。ロウ豪州中銀総裁は、前回の声明で「必要ならさらなる金融緩和を行う」としており、先週の講演では「追加の金融緩和が必要となる可能性がある」と発言したことを受けて、利下げ観測が高まっています。

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