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2024-03-29 16:44:12

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年7月9日

マーケットトピックス 2019年7月9日

前営業日トピックス

東京市場では、朝方円売り・ドル買いとなる場面もあったが、日経平均株価が下落して始まったこともあり、上値の重い動きとなった。さらに、米国とイランの関係悪化への警戒感も圧迫要因となった。その中で、実需のドル買い・円売りなどが観測され、ドル円・クロス円が上昇する場面もあったが、日経平均株価が下げ幅を拡大したことや、上海総合などアジアの主要株価が軒並み大きく下落したことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、下落していた米株価先物が下げ幅を縮小したことや、米国債利回りの上昇もあり、底固い動きが続いた。
米国市場では、先週末の雇用統計の結果を受けて、FRBの過度な利下げ期待が後退したことが改めて材料視され、ドルは主要通貨に対して底固い動きとなった。さらに、米国債利回りが上昇したことも影響した。ただ、パウエルFRB議長の証言、6月分のFOMC議事録公開などを控えて、発言の内容などを見極めたいとの思惑も根強く、全般的に限定的な動きが続いた。その中で、ドル/円では5/31以来の高値を付けた。一方、米株式市場では、FRBの過度な利下げ期待が後退したことが引き続き材料視され、主要3指数は続落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)先週末の米雇用統計の結果を受けた流れが一服したことから、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。日経平均株価が下落して始まったことも加わり、上値の重い動きとなったものの、仲値公示にかけてドル買い・円売り観測もあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。一方、7/6にトルコのエルドアン大統領が、トルコ中銀総裁を更迭したことを受け、トルコ・リラが大きく下落して始まった。トルコ・リラ/円は18.83から始まり、先週末の終値の19.26から大きくギャップダウンした。

(2)仲値通過後は上値の重い動きとなり、日経平均株価が前週末比246円安まで下落したことや、米10年債利回りが序盤の2.0390%から2.0078%まで低下したことも加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。

(3)下げ一巡後は底固い動きとなり、米国債利回りの上昇や下落していた米株価先物が下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(4)米国の主要な経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、先週末の雇用統計の結果を受けて、FRBの過度な利下げ期待が後退したことが改めて材料視され、ドルは主要通貨に対して底固い動きとなった。ただ、パウエルFRB議長の下院金融委員会での証言、FOMC議事録公開などを控えて、発言の内容などを見極めたいとの思惑が根強く、全般的に限定的な動きが続いた。終盤にかけて、米10年債利回りが2.0095%から2.0510%まで上昇したことも影響し、ドルは一段の上昇となり、対ユーロで6/19以来、対円では5/31以来の高値を付けた。

本日のトピックス

7/10にパウエルFRB議長の議会証言、FOMC議事録公開、カナダ中銀政策発表、7/11にECB議事録公開などが予定されており、結果を見極めたいとの思惑が強まっている。本日の欧州市場では、主要な経済指標の発表もないことから、限定的な動きが考えられる。
一方、米国市場では、米雇用関連の経済指標の発表が予定されているものの、市場予想と大きく乖離する結果にならなければ、マーケットの反応は限定的と考えられる。その中で、米利下げの思惑が交錯していることもあり、米国債利回りの動きには注目したい。

7/9の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月JOLT労働調査[求人件数]

JOLTS 労働調査(求人件数)は、米労働統計局が求人状況を測定するために実施する調査で、小売業や製造業など各業種の雇用データをもとに算出する統計。
746.5万件 744.9万件
前回は、市場予想を下回り、3月からも低下となった。しかし、過去最高水準近辺に位置しており、雇用環境が比較的良好であることが示された。今回は、前回からの若干の増加が予想されており、前週末に発表された米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想以上に増加したことで、雇用市場には楽観的な見方もある。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、一目均衡表の転換線近辺で下支えられ、その後基準線を上抜けて一段の上昇となりました。次の上値のポイントであった108.797も昨日上回る(108.802)動きとなっています。ここを完全に上抜ければ、トレンド上での転換と見ることができることから、上抜けとなるのかどうか注目されています。

また、一目均衡表では、基準線・転換線が交差、遅行スパンが価格帯を上抜けていることも、転換を示すシグナルです。これに、基準線の上向きが加われば、一段の上昇も考えられます。基準線の上向きは、108.802を上回れば上向きとなることから、目先のポイントは108.802となります。

一方、オシレーターのMACDでは、両線の上向きで乖離幅の拡大継続中です、両線がゼロポイントを上抜ける動きとなれば、上昇継続のシグナルとなることから、こちらの形状にも注目です。

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