SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-25 07:17:25

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年5月9日

マーケットトピックス 2019年5月9日

前営業日トピックス

東京市場では、米中貿易摩擦が激化するとの懸念を背景に、米主要株価指数が大幅に下落したことを受け、日経平均株価も序盤から300円以上の下落となったことで、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となった。ただ、ドル/円は109円台では値頃感の買い戻しが入る一方、400円超下落していた日経平均株価が終盤に下げ幅を縮小したこともあり、底固い動きとなった。
米国市場では、トランプ米大統領が、中国の副首相は通商協議を合意成立させるために訪米するとの見方を示したことが好感され、米中通商協議に対する楽観的な見方が広がり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後、米報道官が中国側から合意に前向きな示唆があったと発言したこともあり、底固い動きが続いた。しかし、米政府が中国製品に対する関税を5/10に引き上げると官報で発表したことを受けて、一転して軟調な動きとなったが、米中通商協議の結果を見極めたいとの思惑も根強く、全般的に小動きの展開となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場の軟調な流れが一服しており、序盤から小動きの展開となった。日経平均株価が序盤から前日比300円以上の下落となったこともあり、ドル/円は一時110.11まで下落したものの、底固い動きとなった。

(2)日経平均株価が下げ幅を拡大したこともあり、円買いの流れは変わらず、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、一時109.90まで下落し、3/25以来1ヵ月半ぶりの安値をつけた。しかし、109円台では値頃感の買い戻しから底固い動きが見られた。また、400円超下落していた日経平均株価が下げ幅を縮小して終了したことも加わり、底固い動きとなった。一方、ニュージーランド中銀が政策金利を0.25%引き下げたことから、NZドルは下落となり、NZ/円は1/4以来の安値を付けた。また、豪ドルもNZドルに連れ安となった。

(3)トランプ米大統領が、中国の副首相は通商協議を合意成立させるために訪米との見方を示したことが好感され、米中通商協議に対する楽観的な見方が広がり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、結果を見極めたいとの思惑も根強く、やや上値は限定的だった。

(4)米報道官が、中国側から合意に前向きな示唆があったと発言したことを受けて米主要株価が上昇すると、ドル円・クロス円も底固い動きとなった。しかし、米政府が中国製品に対する関税を5/10午前0時1分に引き上げると官報で発表したことに加え、中国が報復措置を取る可能性を示唆したことから一転して軟調な動きとなった。その後、米10年債入札では、応札倍率が2008年3月以来の低水準となり、需要が低調だった。また、最高落札利回りが3月以来の高水準となったこともありドルが買われたが、上昇は一時的だった。

本日のトピックス

米中通商協議は、本日から明日までの予定で実施される。昨晩、米政府が中国製品に対する関税を5/10午前0時1分に引き上げると官報で発表、一方中国は報復措置を取る可能性を示唆したことから、先行き不透明感が強まっている。そして、中国の劉鶴副首相が協議に臨むために訪米していることから、協議の結果を見極めたいとの思惑が根強く、様子見ムードが強まる可能性も考えられる。
米国市場では、3月の米貿易収支の発表が予定されており、結果を受けて米中通商協議の行方に関する思惑が交錯する可能性が考えられる。今回は、赤字額の若干の拡大が予想されているが、特に対中赤字が拡大しているのか、縮小しているのかが注目されている。中国の税関ベースでは、3月の対米黒字額が減少していたことから、米国の対中赤字も減少している可能性も考えられる。一方、昨日から投票が始まった南アの総選挙に関する報道にも注目したい。

5/9の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

3月貿易収支

貿易収支は、米国から輸出された金額と米国へ輸入された金額の差額。米国では、輸出、輸入ともモノだけではなくサービス(運賃や保険、観光など)も含まれる。
-503億USD -494億USD
前回は、市場の予想以上に赤字額が縮小し、2018年6月以来の水準に改善した。民間航空機の輸出急増が影響した。対日赤字は+14.3%の59.4億ドル、対中赤字は-28.2%の247.6億ドルとなった。今回は、赤字額の拡大が予想されているが、特に米中通商協議が佳境を迎えていることから、対中赤字の結果が注目される。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.