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2019-06-20 16:30:39

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年4月10日

マーケットトピックス 2019年4月10日

前営業日トピックス

東京市場では、4/10に英国のEU離脱問題に関する首脳会談、ECB理事会、FOMC議事録公開を控えており、やや方向感に乏しい動きとなった。その中で、日経平均株価に左右される動きとなったものの、値動きは限定的だった。
米国市場では、トランプ米大統領がEUからの輸入品に関税を課すと表明したことや、IMFが2019年の世界経済見通しを引き下げたことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、1週間ぶりに111円台割れとなる場面もあった。下げ一服後は、翌日に米消費者物価指数やFOMC議事録公開、ECB理事会の結果発表とドラギECB総裁の会見、英国のEU離脱問題を議論するEU首脳会議が控えていることもあり、終盤まで小動きの展開が続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)安寄りした日経平均株価がプラス圏に上昇したことや、米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、上昇一服後には、再び日経平均株価がマイナス圏まで下落したこともあり、上値の重い動きとなった。更に、仲値公示にかけて実需のドル売り・円買いが観測されたこともドルの圧迫要因となった。

(2)英国のEU離脱問題に関連して、英独、英仏首脳会談が予定されていたことや、翌日にはECB理事会、FOMC議事録公開を控えており、様子見ムードが強まり、ドル円・クロス円は小動きの展開が続いた。欧州主要株価が軟調な展開で始まったことを受けて、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、独首相がアイルランド国境巡る安全策に5年の期限を設けることに前向きとの報道を受けて、ポンドが上昇し、ユーロも連れ高となった。

(3)ドイツの報道官が、独首相がアイルランド国境を巡る安全策に5年の期限を設けることに前向きとの報道を否定したことから、ポンドは下落に転じた。米国市場では、トランプ米大統領がEUからの輸入品に110億ドル(約1.2兆円)相当の関税を課すつもりと表明したことで、欧米の貿易摩擦に対する懸念が高まったことや、IMFが2019年の世界経済見通しを引き下げたことで、世界経済の減速が懸念も加わり、投資家のリスク回避の動きからドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、欧米の株価が下落したことも圧迫要因となった。

(4)翌日に米消費者物価指数やFOMC議事録公開、ECB理事会の結果発表とドラギECB総裁の会見、英国のEU離脱問題を議論するEU首脳会議を控えていることもあり、ドル円・クロス円は終盤まで小動きの展開が続いた。

本日のトピックス

欧州では、ECB理事会の結果発表とドラギ総裁の会見が予定されている。金利などの政策の現状維持がコンセンサスとなっているが、来年以降に先送りされた利上げ開始時期や、9月からのTLTRO3(新たな貸出条件付き長期資金供給オペ)に関する具体的な内容などを見極めたい。また、英国のEU離脱問題を議論するEU首脳会議も予定されているが、昨日も報道(その後否定された)を受けてポンドやユーロが乱高下したが、結果が出るまでは思惑が交錯する可能性もあり、注意が必要だろう。一方、米国では、米消費者物価指数や3月分のFOMC議事録の公開が予定されているが、議事録では年内の利上げ見送りや、バランスシートの縮小を9月で終了すると決定した議論の内容が注目される。

4/10の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
20:45 欧州

ECB政策金利

ユーロ圏の統一的な金融政策を担う最高意思決定機関。理事会は、総裁・副総裁を含む幹部6人と、ユーロ圏各国の中銀総裁で構成され、原則として月に2回、ドイツのフランクフルトのECB本部で定例会合を開く。会合終了後は、ECB総裁が会見を実施する。
0.00% 0.00%
金利などの政策の現状維持がコンセンサスとなっているが、来年以降に先送りされた利上げ開始の時期や、9月からのTLTRO3(新たな貸出条件付き長期資金供給オペ)に関する具体的な内容などが注目されている。特に、22時半からのドラギECB総裁の会見での発言が注目される。
21:30 米国

3月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.4% 0.2%
前回は、市場予想と一致し、2017年5月以来の低い伸びから改善した。しかし、コア指数が予想外の悪化となり、2018年8月以来の低い伸びとなった。また、前年比ベースでも予想を下回る結果となった。今回は、前月比、前年比ともに改善が予想されており、予想通りの改善となるのか注目される。
翌3:00 米国

FOMC議事録公表[3月19-20日分]

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年内の利上げ見送りや、バランスシートの縮小を9月で終了すると決定した議論の内容が注目されている。
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