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2024-04-20 11:39:27

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年3月26日

マーケットトピックス 2019年3月26日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が大幅下落するなど、アジア株が全般的に下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル/円は一時109.72まで下落した。その後は、本邦実需のドル買い観測のほか、米10年債利回りが上昇したことなどもあり、ドル円・クロス円は底固い動きが続いた。 
米国市場では、序盤に発表された米経済指標がいずれも市場予想を下回る結果となったことから、ドルは上値の重い動きとなった。さらに、ダウ平均株価が一時130ドル安まで下落したことや、米10年債利回りが低下したことも加わり、ドル円・クロス円は下落となった。ドル/円は、一時109.75まで下落したが、終盤にかけてダウ平均株価がプラス圏まで反発したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末の海外市場で株価が大きく下落した流れを受けて、日経平均株価も序盤から大きく下落となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。日経平均株価が、一時前週末比715円安まで下落したこともあり、ドル/円は109.72まで下落し、2/8以来の安値を付けた。

(2)商業決済が集中する5・10日にあたり、仲値公示前後では実需のドル買い観測もあり、ドルは底固い動きも見られた。日経平均株価は、650円安まで下げ幅を縮小したこともあり、ドル/円は110円台へ値を戻す動きとなった。

(3)2月のシカゴ連銀景気指数が3ヵ月連続のマイナスとなり、昨年5月以来の大きなマイナスとなったことや、3月のダラス連銀製造業指数が市場予想を下回る結果となったことから、ドルはやや上値の重い動きとなった。さらに、ダウ平均株価が一時130ドル安まで下落したことも加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(4)一時130ドル安まで下落したダウ平均株価が100ドル高まで反発したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、米国の年内利下げの可能性が指摘されたことで、米10年債利回りが2.467%から2.375%まで低下し、2017年12月以来約1年3ヵ月ぶりの低水準となったことや、100ドル高まで上昇していたダウ平均株価が再び100ドル安を超える下げとなったことから、ドル円・クロス円は下落した。ドル/円は、109.75まで下落したが、東京市場で付けた109.72が意識され、底固い動きとなった。終盤には、再び株価がプラス圏まで反発したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。一方、メイ首相が「EU離脱協定案の採決実施に十分な支持を得られていない」とし、合意なき離脱への準備を続ける意向を示したこともあり、ポンドは主要通貨に対して下落した。

本日のトピックス

フェドウォッチによると、金利先物市場で12月までの利下げ確率が75%、9月まで62%であることが織り込まれている。景気減速懸念などが影響しており、ドルの上値を抑える一因ともなっている。また、昨晩の米国市場では、発表された米経済指標がいずれも市場予想を下回る結果となったことも、序盤のドルの圧迫要因となっていた。
本日は、より重要度の高い住宅着工・建設許可件数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数が予定されており、結果が注目される。良好な結果となるようなら、ドルの底固い動きにつながる可能性もあるが、引き続き冴えない結果となるようなら、ドルの圧迫要因となる可能性もあるだろう。

3/26の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2月住宅着工件数

住宅着工件数は、建設が着工された民間住宅の着工件数を集計した経済指標で、家電製品などの個人消費との相関性も高いことから、景気動向を見る上で重要な指標である。また、天候の影響を受けやすいという面もある。
121.5万件 123.0万件
前回は、市場予想を上回る結果となり、12月に付けた2015年3月以来の低水準から大きく改善した。一戸建て住宅が25.1%と1979年以来の大幅増となったことが影響した。今回は、前回からの減少が予想されているほか、着工件数の先行指標となる一戸建て住宅の建設許可件数が2カ月連続で減少し2017年8月以来の低水準に低下していることから、向こう2、3ヵ月先まで影響が残る可能性を指摘する見方もある。
23:00 米国

3月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
132.0 131.4
前回は、市場予想を上回り、1月に付けた2017年9月以来の低水準から大きく上昇した。現況指数が18年ぶりの高水準となったことが影響した。今回は、若干の上昇が予想されているが、米主要株価指数が2月の高値から上値の重い動きが続いたことや、冴えない経済指標が見られたことが影響するのか注目される。
23:00 米国

3月リッチモンド連銀製造業指数

リッチモンド連銀製造業指数は、米国の12連邦準備銀行の1つであるリッチモンド地区連銀が発表している製造業指数。1993年から算出が開始されており、NY連銀、フィラデルフィア連銀が発表する指数と合わせて製造業の景況を確認できる。管轄はウェストバージニア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、ワシントンDCなど。管轄地域は米国内生産の9.1%を占める。
11 16
前回は、市場予想を大きく上回り、5ヵ月ぶりの高水準となり、2016年6月以来の大きなマイナスから2ヵ月連続で改善した。今回は、前回からの低下が予想されており、ここまで発表された3月の製造業関連の指標結果が冴えない結果となるケースが多かったことも予想に影響している可能性もありそう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、目先の重要なポイントとされた110.299を下回ったことで、相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線が下向きに転換(2/8から続いた上向きの流れからの転換)となった。さらに、雲上限ラインを下抜けて雲の中で推移していることや、基準線と転換線がクロスしていること、そして遅行スパンが価格帯を下抜けていることから、一目均衡表の雲下限ラインの下抜けには注目したい。

雲下限ラインを下抜ける場合には、一目均衡表における三役逆転(1、基準線転換線のクロス 2、遅行スパンが価格帯を下抜ける 3、価格が雲を下抜けるという3つが揃う)の売りシグナルの形となり、一段の下げとなる可能性も考えられる。雲下限ラインは、本日から4/1までは109.319となり、2日には109.303、3日には109.225、4日には108.893、5日には108.798となり、ここが当面の下値のポイントと考えられる。

一方、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が拡大しており、先行するMACDラインがゼロポイントを下抜けている。ここから遅行するシグナルラインもゼロポイントを下抜けるようなら、下げ継続シグナルとなることから、チャート形状にも注目したい。

上値のポイントは、雲上限ラインとなるが、現状この近辺の攻防戦が続いている。ここを完全に上抜けて底固い動きとなれば、再び堅調な動きとなる可能性も考えられる。本日の雲上限ラインは109.995、27日には110.067、28日には110.124、29日には110.252となる。

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