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マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年1月11日

マーケットトピックス 2019年1月11日

前営業日トピックス

米FOMC議事録で追加利上げに慎重な姿勢が示されたことを受けて、米国市場でドル売りとなり、東京市場でも上値の重い動きとなった。そして、軟調な展開で始まった日経平均株価が下げ幅を拡大したことや、中国の経済指標の悪化を受けて、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。
米国市場では、序盤に発表された米新規失業保険申請件数が良好な結果となったことを受けて、ドルは序盤から堅調な動きとなった。ただ、ダウ平均株価が175ドル安まで下落するなど、米主要株価指数が下落して始まったことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後は、株価上昇などが影響して堅調な動きが続いたが、パウエルFRB議長の発言を受けて、ドルは軟調な動きとなる場面もあった。しかし、株価が引けにかけて再び堅調な動きとなったことや、米長期金利の上昇が続いたこともあり、ドル円・クロス円も底固い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米FOMCの議事要旨では、追加利上げに対する慎重姿勢が示されたことや、複数の金融当局者のハト派的な発言を受けて、ドル売りが続いており、東京市場でも序盤から上値の重い動きとなった。そして、日経平均株価が下げ幅を拡大したことや、中国の物価指標が冴えない結果となったことで、中国の景気減速懸念が意識されたことも加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(2)米中通商協議やFOMC議事録公開が終了し、一服感も出ており、やや小動きの展開となっている。ただ、欧米の株価指数先物が下落していることも影響し、円買い圧力から上値の重い動きが続いた。ただ、欧州勢は、米中貿易摩擦をめぐる懸念の後退などを材料に、ドル買いを先行させたこともあり、ドルは円やユーロに対して堅調な動きとなった。

(3)米新規失業保険申請件数、継続受給者数がともに減少となり、4週間ぶりの低水準に改善したことから、労働市場の逼迫が再認識される結果となり、米国債利回りの上昇に伴い、ドルも堅調な動きとなった。ただ、ダウ平均株価が序盤に175ドル安となるなど、米主要株価指数が下落して始まったことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(4)トランプ米大統領が、中国との通商協議は大きく成功したと発言したことを好感して、株価がプラス圏まで上昇したことや、米長期金利の上昇もあり、ドルは底固い動きが続いた。ただ、パウエルFRB議長が金融市場は下振れリスクを表しているとしたことや、改めて利上げに慎重な姿勢を示したことで、ドルは軟調な動きとなる場面もあった。しかし、株価が堅調な動きとなったことに加え、米長期金利も上昇が続いたこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

本日のトピックス

注目されたイベントは一通り終了となり、週末であることからやや一服感がある。米主要株価指数が5営業日続伸となり、日経平均株価も底固い動きが続いていることから、ドル円・クロス円も底固い動きも予想されている。ただ、1/3の大幅下落以降、やや神経質な動きが続いていることもあり、値動きには一応注意をしておきたい。
米国市場では、消費者物価指数の発表が予定されているが、朝方、FRB副議長がインフレ率は予想外に下振れ、インフレ率が持続的に2%に戻ったかまだ明確でないとの発言をしていたこともあり、結果に注目したい。
マーケットでは、今週に入り1/14の動きに対する警戒感を示すアナリストや記事が複数出ていた。1/3には、日本市場が休場で流動性の低い時間帯に合わせて急速な円買いとなり、ドル円・クロス円は大きく下落したことは記憶に新しい。1/14は、日本市場が休場となり流動性が低くなることから、1/3の状況と重ね合わせて見る向きも多い。また、仕掛け的な動きが出る可能性も考えられることから、一応注意しておきたい。

1/11の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

12月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
-0.1% 0.0%
前回は、市場予想と一致し、3月以来の低水準となった。前年比では、コア指数が予想を上回る結果となった。今回は、前月比、前年比共に前回からの低下が予想されており、原油価格が12月に12ドル以上の下落となったことが影響している可能性も考えられる。特に、前月比が予想通りの結果となるようなら、2017年3月以来のマイナス幅となる。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、1/3の大幅下落の後に値を戻し、急落前の108.90、心理的ポイントの109.00を一時上抜けたものの、完全(終値ベースで)には上抜けられなかった。その後、軟調な動きとなっており、ここから再び下抜けとなるのか、再び上値トライをして上抜けとなるのか注目したい。

終値ベースで109円台乗せとなり、基準線を上抜ける動きとなれば、一段の上昇も考えられる。しかし、下値の重要なポイントである107.56を下抜ける場合には、再び軟調な動きとなる可能性も考えられる。その場合の下値目標の計算値は105.29となる。

また、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅の縮小傾向が続いており、クロスが近づいていることから、こちらの形状にも注目しておきたい。

上値のポイント
(1)109.00(心理的なポイント)(2)109.09(直近高値)(3)109.32(一目均衡表基準線)

下値のポイント
(1)107.56(3日の終値)(2)107.00(心理的なポイント)(3)106.66(サポート)

気まぐれ投資コラム

ドル/円の長期サイクル分析

ドル/円は、週足ベースの長期的チャートで16.5年サイクルを見ることができます。この16.5年サイクルの中には、3つの5.5年サイクルが存在し、直近では2011年11月にボトムを付けて、新たな16.5年サイクルが始まったと考えられます。そして、16.5年サイクル上の高値は、最初の5.5年サイクル内に付けるパターンであることから、2015年6月に付けた125.86が現行の16.5年サイクルの高値であると考えられます。 そして、最初の5.5年サイクルで付けた高値は、その後上抜けないというパターンであることから、現行の16.5年サイクルの高値である125.86を今後は上抜けないと考えられます。しかし、ここを上抜けるようなら、16.5年サイクルの下げトレンドは崩れ、その場合は149.53を目指す展開も予測できます。なお、次の5.5年サイクルのボトムは2022年11月(±10ヵ月)、また、16.5年サイクルの最終ボトムは2028年5月(±6ヵ月)と予測できます。 一方、トップサイクル(16.5年サイクルの最初5.5年サイクルのトップと最後の5.5年サイクルのトップ)は、8.0年サイクルとなっており、現行の16.5年サイクル上の最初の5.5年サイクルのトップが2015年6月だったことから、最後の5.5年サイクルの高値は2023年6月(±6ヵ月)と予測できます。

※出所:データを基にSBILMが作成

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