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2019-06-16 16:29:26

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年11月15日

マーケットトピックス 2018年11月15日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の軟調な流れが一服し、序盤から底固い動きとなった。そして、日経平均株価が堅調な展開で始まったことも下支え要因となった。その後、日経平均がマイナス圏まで下落したことに合わせてドル円・クロス円は軟調となったが、株価が再び反発したこともあり、底固い動きが続いた。
米国市場では、米消費者物価指数が前月から上昇したことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、米主要株価が堅調な展開で始まったことから、クロス円も堅調な動きとなった。ただ、米主要株価が下落に転じたことや、米長期金利が低下したことも加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、英国のEU離脱草案が英閣議で承認されたことを受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米国市場に反して日経平均が上昇して始まったことや、米国債利回りが持ち直したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、仲値公示近辺では、実需のドル買いも加わり、ドルは底固い動きとなった。

(2)日経平均がマイナス圏に下落したことや、中国株の下落も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、その後、日経平均株価が底固い動きが続いたこともあり、下値は限定的となった。

(3)米消費者物価指数が市場予想と一致し、前月から上昇となったことを好感し、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、欧米の株価が堅調な動きとなったこともあり、クロス円も堅調な動きとなった。

(4)中国の景気減速懸念に加え、アップル株の投資判断が引き下げられたことを受けて、米主要株価が下落に転じ、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米長期金利が低下したことも加わり、ドルは対円で軟調な動きが続いた。

(5)英国のEU離脱草案が英閣議で承認されたことを受けて、ポンドが主要通貨に対して上昇となり、ユーロもドルや円に対して上昇した。また、株価が下げ幅を縮小したことから、ドル円も値を戻した。ただ、英国のEU離脱を巡る英議会の採決の行方などの不透明感も懸念されており、ポンドは終盤にはやや上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

前日に英国とEUが離脱の草案で合意したことから、英国で閣議が開かれ、長時間の協議の末に閣議で承認された。これを受けて、英国議会での採決となり、ここで過半数を得れば議会での承認となる。現在、議会での採決の日程は明らかにされていないが、EU首脳会議が25日に予定されていることから、ここまでには採決が実施されるとの指摘もある。また、閣議で反対していた閣僚が辞任していた場合(報道などはここまでない)には、ポンドの圧迫要因となる可能性もあるだろう。一方、与党内でメイ党首の不信任投票(15日にも)を呼び掛けるとの話も聞こえてきており、引き続き関連の報道には注意したい。
英国のEU離脱問題以外でも、ドイツの政局不安、イタリアの財政問題など、懸念される要因があることから、欧州通貨は上値の重い動きが続く可能性も考えられる。米国では、小売売上高など主要な米経済指標の発表や、FRB議長の講演、FRB副議長の上院議会証言、複数の地区連銀総裁の発言予定されており、こちらの結果などにも注目したい。

11/15の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

10月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
0.5% 0.1%
前回は市場予想を下回る結果となり、前月から伸び幅は横ばいとなった。飲食店が-1.8%(前月0.3%)、ガソリンスタンドが-0.8%(1.1%)となり、ハリケーンが影響した可能性が考えられる。今回は、反動が期待されているが、10月にもハリケーンが上陸していることから、引き続きハリケーンの影響が出ている可能性もあり、予想外に低い伸びとなる可能性も考えられる。
22:30 米国

11月ニューヨーク連銀製造業景気指数

NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業の景況感などを指数化した経済指標である。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
20.0 21.1
前回は、市場予想を上回る結果となった。新規受注や出荷が伸びたものの、雇用者数は5ヵ月ぶりの低水準となった。今回は前回から若干の低下が予想されているが、今年の平均が20.3であることから、20を割り込むようなら、期待が後退となる可能性もあり、大台を維持できるのか注目したい。
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