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2019-10-16 01:00:25

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年10月22日

マーケットトピックス 2018年10月22日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の軟調な流れが一服し、小動きの展開で始まった。米株価の大幅下落を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となったが、ドル/円は112円台割れ近辺では値頃感の買い戻しが入り、底固い動きとなった。また、下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、英国のEU離脱問題や、イタリアの政治情勢に対する懸念に加え、欧州主要株価が下落したこともあり、ユーロやポンドは上値の重い動きとなった。
米国市場では、序盤に発表された米経済指標が予想以上の低下となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、上昇して始まった米主要株価が上げ幅を縮小したことから、クロス円も上値の重い動きとなった。一方、米株式市場では、米国企業の好決算発表を受けて、序盤堅調な動きとなったが、米金利上昇やサウジアラビアの記者殺害疑惑への懸念から上げ幅を縮小した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場での米株価下落を背景とした投資家のリスク回避の動きが一服し、序盤は小動きの展開で始まった。そして、日経平均株価が下落して始まったが、その後下げ幅を縮小したことや、実質の五・十日で実需のドル買い・円売りも見られ、仲値公示にかけてドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(2)一部で悪化懸念のあった中国の主要な経済指標がそれほど悪くなかったとの見方から、リスク回避の動きは見られなかった。その中で、日経平均株価が下げ幅の縮小が続いたことに加え、中国株が大きく上昇したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、EU首席交渉官が、ブレグジット合意は可能だが困難との見方を示したことから、ポンドやユーロは軟調な動きとなった。

(3)米主要株価の上昇や米長期金利の上昇を背景に、序盤のドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、米中古住宅販売件数が予想以上の低下となり、6ヵ月連続マイナスで2015年11月以来、2年10ヵ月ぶりの低水準となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、上昇していた米主要株価が上げ幅を縮小したことから、クロス円も上値の重い動きとなった。一方、英国のEU離脱を巡り、メイ英首相がこれまでの交渉で主張してきた重要な要求の1つを取り下げる用意があるとの報道を受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇した。

本日のトピックス

先週末、米中が貿易に関して接触を再開、首脳会議開催を視野に入れているとの報道があり、米中貿易摩擦の解消への期待感などを背景に、人民元や中国との貿易上の関連が深いことから、豪ドルが堅調な動きとなる場面もあった。そのため、週明けの中国主要株価の動きが注目される。また、メイ英首相の発言を受けて、英国のEU離脱交渉への期待感が高まったが、依然として不透明感もあることから、ここからの要人発言や、離脱交渉に関する報道を受けて敏感に反応する可能性もあり、注意したい。そして、米国市場では、主要な経済指標の発表がないことから、下落が続いた後に底固い動きとなっている米主要株価や、金利の動きに注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、底固い動きが続いているものの、一目均衡表の雲下限ライン近辺、80円台ではやや上値の重い動きが続いている。ただ、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅の縮小傾向が続いており、クロス間近となっていることもあり、ここからの動きに注目したい。

MACDで両線がクロスとなれば、一旦の底打ちシグナルのチャート形状となる。また、相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は80.761で横ばい(11/1まで80.761、11/2には横ばいからの低下、その後11/8まで再び横ばい)が続いており、ここを上抜ける展開となれば、雲上限ラインを目指すなど、上昇に勢いがつく可能性も考えられる。

上値のポイント
(1)80.20(レジスタンス)(2)80.48(前日高値)(3)80.76(基準線)

下値のポイント
(1)79.81(転換線)(2)79.54(前日安値)(3)79.48(重要安値)

気まぐれ投資コラム

リスク志向の改善から、ドルの買い越しは9月上旬以降初めて減少

CFTC(米商品先物取引委員会)が公表したIMM通貨先物の投機部門の取組(10月16日までの週)では、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額が276億4000万ドル(前週の277億9000万ドル)から減少しました。ただ、ドルの買い越しは18週連続となっています。ユーロの売り越しは29344枚(前週16142枚)と2017年3月以来の高水準、円の売り越しは100621枚(115201枚)、豪ドルの売り越しは71491枚(前週73284枚)、ポンドの売り越しは50353枚(前週60507枚)、フランの売り越しは16524枚(前週12803枚)となっています。

※出所:CFTCのデータを基にSBILMが作成

※出所:CFTCのデータを基にSBILMが作成

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