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2019-10-22 14:41:30

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年7月23日

マーケットトピックス 2018年7月23日

前営業日トピックス

東京市場では、トランプ米大統領の米FRBの政策やドル高を牽制する発言により大きく下落した流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。一時実需のドル買い・円売りが見られたが、人民元の対米ドル相場が大きく下落したことで、安全資産とされる円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。その後、値を戻したものの、ドル/円は引き続き上値の重い動きが続いた。
米国市場では、ト「ランプ大統領が中国と欧州は為替操作をしてきた、金利も低くしている」と批判したことを受けて、ドルが主要通貨に対して下落した。また、トランプ米大統領がFRBの利上げに不満を示したのとの一部報道も加わり、ドルは下げを拡大した。さらに、「日銀が利回り目標の柔軟化を検討する可能性も」との報道を受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場でトランプ米大統領のドル高牽制発言などを受けて急落したが、下げも一服しており、序盤は小動きの展開となった。日経平均株価が堅調な動きとなったことや、実需の売買が集中する五・十日であり、仲値公示にかけて輸入企業などのドル買いも入り、やや堅調な動きとなった。

(2)中国人民元が一段安となり、人民元対ドル相場は昨年7月以来1年ぶりに6.8元台へ下落したことや、アジア株が軒並み下落したことから警戒ムードが高まり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。そして、豪ドル/円は特に大きく下落した。ドル/円は上値の重い動きが続いたものの、クロス円は底固い動きが続いた。

(3)トランプ大統領がツイッターで「中国と欧州は為替操作をしてきた、金利も低くしている」と批判したことを受けて、ドルが主要通貨に対して下落した。また、トランプ大統領は、FRBが年内にあと2回利上げするのを懸念しているとの一部報道も加わり、ドルは下げを拡大した。その後、ブラード・セントルイス連銀総裁が、トランプ氏の発言がFOMCの金利決定に影響することはないとの見解を示したことからやや底固い動きも見られた。

(4)日銀が利回り目標の柔軟化を含めた金融緩和策の微調整を議論しているとの報道を受けて円が買われ、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、英国のEU離脱でEU側の首席交渉官がアイルランドと英国領北アイルランドとの間に厳しい国境管理を要する事態を回避するため、従来案に代わる新提案を検討することに前向きだと述べたことを受けて、ポンドの買い戻しが入り、ポンドは対ドルなどで堅調な動きとなった。

本日のトピックス

先週末のインタビューで、トランプ米大統領が「米国に輸入される中国製品5000億ドル相当に追加関税をかける用意がある」と改めて発言したことから、米中貿易問題に対する懸念が高まったことも、ドルの圧迫要因となっている。本日は、中国の動きが注目される。先週の米大統領の発言に対する反論や対抗措置の可能性を改めて示唆する場合には、再び貿易問題に対する懸念が高まる可能性も考えられる。また、米経済指標では、中古住宅販売の発表が予定されているが、このところ米住宅関連の経済指標の悪化が目立っていることから、結果に注目したい。

7/23の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

6月中古住宅販売件数

中古住宅販売件数は、所有権が移転した中古住宅の販売件数であり、米国の景気動向を見る上で重要視されている経済指標の一つである。所得やローン金利の動向に影響を受けることから、ローン金利動向やローン申請件数と関係も深い。
545万件 543万件
前回は、市場予想を下回り、2ヵ月連続の減少となった。引き続き、在庫不足や住宅価格の上昇が要因となった。今回は、若干の増加が見込まれているが、状況に大きな変化がなく、先週発表された米住宅関連の経済指標の悪化もあり、一部では予想に反して減少するとの警戒感もある。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、持ち合いパターンの上値目標には届かず、113.17から反落となっている。現状では、108.11から113.17までの上昇に対する38.2%押しの111.23、一目均衡表の基準線(111.269)も下抜けている。ここから底固い動きとなるのか、一段の下げとなるのか注目したい。

参考にされるのが前回の動きだろう。前回、104.63から111.39までの上昇から反落となり、基準線近辺でやや底固い動きとなったものの、一段の下げとなり、半値押し(108.01)近辺まで下落している。そのため、今回の下値のポイントは、108.11から113.17までの上昇に対する半値押しの110.64近辺と考えられる。テクニカル分析上、半値押しよりも深押しとなる場合、調整後に高値(今回で言えば113.17)を超える確率は極端に低くなることから注目したい。

日柄的には、方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、7/30までは111.269で横ばいが続くが、7/31から4日連続で上昇することから、調整が続く場合にはこの辺りまでか。

上値のポイント
(1)111.27(基準線)(2)111.50(本日高値)(3)111.97(転換線)

下値のポイント
(1)110.77(サポート)(2)110.64(半値押しの)(3)110.28(重要サポート)

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