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2019-09-16 09:04:50

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年5月17日

マーケットトピックス 2018年5月17日

前営業日トピックス

海外市場では、米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となったが、東京市場ではその流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤からやや上値の重い動きとなった。ただ、米長期金利が高止まりしていることもあり、底固い動きとなった。その後、仲値公示にかけて値を戻したものの、北朝鮮が予定していた南北閣僚級会談を中止するとの情報が伝わり、ドル円・クロス円は再び上値の重い動きが続いた。
米国市場では、序盤に発表された米経済指標の結果がまちまちとなったことから、やや方向感に欠ける動きとなった。また、北朝鮮が米朝首脳会談の中止を警告し、非核化を巡る米朝交渉が緊迫する一方、米10年債利回りが7年ぶりの高水準となったことも、方向感をつかみ難い要因となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場で110.40台まで上昇したこともあり、序盤はやや一服感から上値の重い動きとなった。ただ、1-3月期の日本のGDPがマイナスに低下したことを受けて円が売られたことや、仲値公示にかけて輸入企業のドル買い・円売りが入り、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(2)仲値公示通過後は、輸出企業や機関投資家などからのドル売りが観測されたことや、北朝鮮が米韓両軍の定例共同訓練を理由に、予定していた南北閣僚級会談を中止するとの報道が伝わったことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(3)米住宅着工件数が冴えない結果となったものの、その後の米鉱工業生産が良好な結果となったことから、底固い動きとなった。一方、ユーロ圏GDPが減速したほか、イタリアのポピュリスト政党の議員がECB銀行に債務減免を求めることが検討されていると発言したことから懸念が広がり、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きが続いた。

(4)トランプ米大統領が「米朝会談、実現の有無を把握する必要がある」としたことから、非核化を巡る米朝交渉が緊迫していることが再び材料視された。終盤にかけては、米10年債利回りが7年ぶりの高水準となったことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

本日のトピックス

前日の流れを引き継ぎ、やや方向感に欠ける動きが予想される。米韓両軍の定例共同訓練を理由に、5/16に予定していた南北閣僚級会談が中止されたことから、マーケットでは、6月に予定される米朝首脳会談への影響を懸念する見方も出ており、慎重姿勢も強まっている。そのため、関連する報道や要人発言などがあれば敏感に反応する可能性があり、注意が必要だろう。
米国では、雇用や景気関連の経済指標の発表が予定されていることや、引き続き当局者の発言も予定されており、こちらにも注目したい。

5/17の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
21.5万件 21.1万件
前回は、市場予想を下回る結果となったものの、前週から変わらずの結果となり、49年ぶりの低水準域を維持した。今回は、前回から若干の増加が予想されているものの、依然として低水準が続いていることから予想通り増加しても大きな影響はないだろう。
23:00 米国

4月景気先行指標総合指数(前月比)

米景気先行指数は、米国の民間調査機関のコンファレンスボードが発表する指標で、株価や金利、企業業績、マネー・サプライなど景気に先行して動く10種類の経済指標を指数化した経済指標。景気の方向性や転換点を判断する上で参考にされる。
0.4% 0.3%
前回は、市場予想と一致したものの、2ヵ月連続の低下となり、昨年9月以来の低水準となった。今回は、前回以上の伸びが予想されており、3ヵ月ぶりに上昇となるのか注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、一目均衡表の雲下限ラインに沿って軟調な動きが続いた後、雲下限ラインが上昇に転じるタイミングで雲の中に入り込む動きとなった。そして、ここ数日は一目均衡表の基準線近辺で上値の重い動きが続いていたものの、昨日完全に上抜けており、上昇への期待ができる展開となった。ここから堅調な動きが続くのか、再び基準線を下抜けて上値の重い動きとなるのか注目したい。

オシレーターのMACDでは、両線がクロスして乖離幅が拡大傾向にある。両線がゼロポイントを上抜ける場合には上昇継続のシグナルとなる。上値の重要なポイントは、84.52と84.07を結んだ延長線を上抜けるかどうかである。ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられ、その場合の上値目標の計算値は87円台前半と計算できることから注目したい。

ただ、相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、来週週明けに下向きになることから、再び上向きとなるまでの5日間(83.15を上回らない場合)は下げにも警戒が必要だろう。


上値のポイント
(1)83.15(レジスタンス)(2)86.50台(上値ライン)(3)84.00(レジスタンス)

下値のポイント
(1)82.60(基準線)(2)82.30(雲下限ライン、明日は82.50)(3)82.18(重要サポート)

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