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2019-10-14 07:54:26

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年3月29日

マーケットトピックス 2018年3月29日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の軟調な流れが一服し、序盤から底固い動きとなった。そして、北朝鮮関連の報道を受けて、北朝鮮リスクが後退したとの見方が広がり、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。ただ、年度末にあたるため、実需の売り買いが交錯したことから、その後はやや方向感に欠ける動きが続いた。
米国市場では、主要な米経済指標が良好な結果となったことから、ドル買いが優勢となった。また、朝鮮半島の緊張緩和観測が改めて材料視され、安全資産とされる円を売る動きが強まり、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米国市場の下落が一服したものの、新規材料に乏しく、序盤は小動きの展開が続いた。そして、中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北京で会談したとの報道を受けて、北朝鮮リスクが後退するとの見方から、円売りが優勢となった。

(2)実質的な年度内最終売買日となるため、実需のドル買いもあり、ドル/円は堅調な動きとなる場面もあった。ただ、輸出企業のドル売りや、日経平均株価の下落も加わり、売り買い交錯する動きが続いた。

(3)米GDP確定値、個人消費が上方修正されたことや、期末のドル買い需要もドルの押し上げ要因となり、ドルは主要10通貨に対して上昇した。また、北朝鮮情勢の緊張が緩和するとの観測から、比較的安全な通貨とされる円が売られ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、一時107.01まで上昇し、3/13以来約2週間ぶりの107円台乗せとなる場面もあった。

本日のトピックス

北朝鮮リスクの後退観測からドル円・クロス円は底固い動きが考えられるが、世界的に株価が大きく乱高下するなど、やや不安定な動きが続いている。特に、内外の政治情勢に対する不透明感もまだ残っていることから、本日株価が上昇したとしても市場環境が改善しているとは判断し難い。そのため、やや上値が抑えられる可能性もあるだろう。また、週末にイースターで英独市場と米国の一部市場が休場となることから、実需の売買が細る可能性もある。

3/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2月個人消費支出(PCE)(前月比)

米国の個人消費支出は、米国の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標。個人消費はGDPの約7割を占めることから、個人消費支出はGDPの先行指標として注目されている。特に、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターは、FRBがインフレ指標として重視していることから注目される。
0.2% 0.4%
前回は、市場予想と一致した。また、可処分所得が2015年以来の高い伸びとなるなど、政府の減税措置の影響が反映された。今回は、伸び幅の縮小が予想されているが、賃金や可処分所得のが堅調な伸びが続くのかにも注目したい。
23:00 米国

3月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
102.0 102.0
前回は、市場予想と一致し、14年ぶりの高水準となった。減税措置の影響で可処分所得が増加したことが、消費者のマインドを押し上げた。確定値では、高水準で確定するのか注目したい。また、前回1946年以降の高水準となった現況指数の結果にも注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、1/10に一目均衡表の基準線を完全に下抜けてから、基準線の下側で軟調な動きが続いていたが、2/28にようやく基準線を上抜けて底打ちのチャート形状となった。ただ、相場の方向性を示すとされる基準線は、依然として下向き継続中(1/10に下向きに転換)であることから、基準線の上向きへの転換に注目したい。

本日なら、107.767を上回れば、基準線は上向きに転換となる。そして、3/30〜4/3までは107.671、4/4なら107.525、4/5なら107.289がポイントとなっており、ポイントを上回れば、基準線は上向きに転換となることから注目したい。

また、下げ局面での反転の目安となるレジスタンス(前回の戻り高値)を上抜けられない展開が1月以降続いており、107.29がそのポイントとなる。ここを上抜けるようなら、下げトレンド終了の一つのシグナルとなることから、こちらにも注目したい。

上値のポイント
(1)107.29(重要レジスタンス)(2)107.67(レジスタンス)(3)107.90(レジスタンス)

下値のポイント
(1)106.26(基準線)(2)106.09(サポート)(3)105.90(サポート)

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