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2019-09-15 17:17:25

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年3月16日

マーケットトピックス 2018年3月16日

前営業日トピックス

東京市場では、トランプ米政権の保護主義的な政策で貿易摩擦が激化するとの警戒感が意識され、相対的に安全な通貨とされる円が買われた海外市場の流れを受けて、序盤から軟調な動きとなった。また、日経平均株価が下落したことも影響した。午後には、日経平均株価がプラス圏まで上昇したことや、米長期金利の上昇も加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、欧州市場の序盤には、欧州通貨を中心に軟調な動きとなる場面もあった。
米国市場では、序盤に発表された米経済指標が比較的良好な結果となったものの、反応は限定的だった。その後は上値の重い動きが続いたものの、米国の通商政策が貿易戦争に発展するとの懸念がやや後退したとの見方もあり、ドルは底固い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)トランプ米大統領が次期国家経済会議(NEC)委員長にエコノミストのラリー・クドロー氏を選任したことや、中国に対米貿易黒字を1000億ドル削減するよう求める方針を示したことが影響し、ドルは上値の重い動きとなった。また、日経平均株価が、前日比200円以上の下げとなったことも影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(2)午後には、日経平均株価がプラス圏まで反発したことや、米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、ドル/円は105円台での値頃感の買いも入り、底固い動きとなった。

(3)米新規失業保険申請件数、輸入物価指数が良好な結果となったものの、米政権の保護主義的な政策への懸念が根強いこともあり、やや反応は限定的となった。

(4)FOMCに向け、ドルのショートポジションを減らす動きが観測されたほか、ホワイトハウスが所得税の恒久減税やキャピタルゲイン減税を検討しているとの報道がされた。さらに、ナバロ国家通商会議委員長による通商政策での対中批判の一方で、関税が貿易戦争を引き起こすことはないとの発言も影響し、ドルは底固い動きが続いた。一方、ユーロは下落の流れが一服し、反発する場面もあったが、前日のドラギECB総裁の発言も影響し、終盤まで上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

日銀正副総裁人事案の採決が衆院本会議で予定されており、改めて今後の日本の金融政策に対する思惑が交錯する可能性がある。一方、トランプ大統領の保護貿易政策による貿易戦争に対する懸念などを背景に、ドルは上値の重い動きが続くものと思われる。
米国市場では、住宅関連や消費者関連など、主要な経済指標の発表が予定されており、結果が注目される。前日の指標結果は比較的良好だったものの、反応は限定的となるなど、堅調な結果よりも悪化した場合に敏感に反応する可能性があることから注意したい。

3/16の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2月住宅着工件数

住宅着工件数は、建設が着工された民間住宅の着工件数を集計した経済指標で、家電製品などの個人消費との相関性も高いことから、景気動向を見る上で重要な指標である。また、天候の影響を受けやすいという面もある。
129.0万件 132.6万件
前回は、市場予想を上回り、2016年10月以来の高水準となった。特に、集合住宅が大きく伸びたことが全体を押し上げる結果となった。今回は、前回からやや減少が予想されているが、依然として高水準を維持していることから、大きな反応はないだろう。ただ、予想以上の減少となる場合には、やや注意も必要だろう。
23:00 米国

3月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
99.2 99.7
前回は、市場予想を上回り、4ヵ月ぶりに上昇となった。昨年10月に2004年1月以来の高水準を記録した後、3ヵ月連続で低下していたが、持ち直す結果となった。3月は、米主要株価が底固い動きとなったものの、米国の政治や政策に対する懸念も高まっていることから、消費者のマインドもやや低下している可能性もあり、結果が注目される。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、上値の重い動きが続いており、ここから引き続き上値の重い展開が続くのか、上値のポイントを抜けて、年初から続いた下落トレンドが終了となるのか注目したい。

方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、21日まで低下が続き(本日107.27、19日107.06、20日107.01、21日106.57)、その後は横ばいが続く(105.25を下回らない場合)。また、短期的に重要なポイントとなる107.90からのラインも基準線近辺にあることから、上昇に転じるには、ここを上抜けるかがポイントとなる。107.90からのラインを上抜ける場合の上値目標の計算値は、109円台となる(上抜けの日柄で変化する)ことから注目したい。一方、105.25を下抜ける場合には一段の下げとなり、その場合の下値目標の計算値は104.64となる。

上値のポイント
(1)基準線 (2)107.29(レジスタンス)(3)107.90(レジスタンス)

下値のポイント
(1)105.79(15日安値)(2)105.25(年初来安値)(3)105.00(サポート)

気まぐれ投資コラム

今回の相場展開は?

3/17は新月になります。新月の日には、新しいことを始めたり、何かをリセットするのに適していると言われています。相場の世界では、冷静な相場分析、トレードができるとも言われています。逆に、満月の日は、感情が高ぶりやすくなると言われており、熱くなりすぎて下げ相場に向かい続けて失敗したことは、私自身のいい教訓になっています。

今年のドル/円相場では、これまで満月、新月が相場のポイントとなることも多くなっています。今回の新月は、土曜日にあたることから、前日の16日か週明けの19日以降の動きが注目されます。ここまでのパターンでは、満月、新月にボトムを付け、その後は底固く推移する傾向が続いており、今回も同様のパターンとなるのか注目です。

※出所:FX総合分析チャート 日足

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