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2019-10-16 02:27:39

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年2月28日

マーケットトピックス 2018年2月28日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを受けて、序盤から堅調な動きとなった。欧米の主要株価が堅調な動きとなったことから、ドル買い・円売りが先行した。仲値公示にかけては実需のドル売り・円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は下落したものの、日経平均株価が堅調な動きとなったこともあり、底固い動きとなった。ただ、マーケットの注目はパウエルFRB議長の議会証言であり、様子見ムードからその後は小動きの展開が続いた。
米国市場では、主要な経済指標の結果が発表されたものの、反応は限定的だった。そして、パウエルFRB議長が議会証言で、利上げペースが加速する可能性を示唆したことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の米株式市場が上昇したことが材料視され、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後は、月末に伴う本邦輸出企業のドル売り・円買いが出ており、仲値公示にかけて円買いが優勢となった。

(2)仲値通過後は、ドル買い戻しに加え、日経平均株価が上げ幅を拡大し、一時前日比350円高まで上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、パウエルFRB議長の議会証言を控えていることから、様子見ムードも強まり始めており、やや方向感の乏しい動きが続いた。

(3)米耐久財受注は、3ヵ月ぶりのマイナスとなり、2017年7月以来6ヵ月ぶりの大きな減少率となったことを受けて、ドルは下落したものの、反応は限定的だった。一方、米消費者信頼感指数は、2000年11月以来17年3ヵ月ぶりの高水準となったが、こちらもパウエルFRB議長の議会証言を控えて限定的な動きとなった。

(4)注目されたパウエルFRB議長の議会証言では、「自身の米経済見通しは12月以降に強まっており、当局は利上げ軌道の見直しを検討するのが妥当かもしれない」と発言したことを受けて、利上げペースの加速が意識され、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。金利先物市場では、3月の利上げ予想確率は依然として100%、3月利上げ後の4月-6月の利上げ予想確率は80%、7月-9月は70%、10月-12月は50%とそれぞれ上昇している。

本日のトピックス

マーケットで注目されていたパウエルFRB議長の議会証言が終了したことで、やや一服感が出る可能性が考えられる。ただ、利上げのペースの加速期待もあり、ドルは底固い動きが続く可能性が考えられる。
米国市場では、米GDPや個人消費など、主要な経済指標の発表が予定されている。昨日の米経済指標の発表では、大きく動きが出てもおかしくないような結果だったが、パウエルFRB議長の議会証言を控えていたことから反応は限定的だった。そのため、本日は結果を受けた動きが大きくなる可能性が考えられることから注意したい。

2/28の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

4Q GDP(前期比年率)

GDPは、一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
2.5% 2.6%
前回の速報値は、市場予想の3.0%を下回る結果となった。GDPの7割を占めるとされる個人消費が2016年6月ぶりの高い伸びとなったものの、輸出や在庫の伸びが低下したことが影響した。今回の改定値は、前回から下方修正が予想されているが、予想通りならFRB議長の発言の後だけに影響が大きくなる可能性も。
23:45 米国

2月シカゴ購買部協会景気指数

シカゴ購買部協会景気指数は、シカゴ地区の製造業の景況感を指数化したものであり、50が景気の拡大・後退の判断基準となり、50を上回れば景気拡大傾向、50を下回れば景気後退傾向と判断される。
64.6 65.7
前回は、市場予想を上回る結果となったが、2011年3月以来の高水準からは低下した。今回は、前回からの低下が予想されているが、依然として高水準を維持していることから、低下が続く場合でも、大きな懸念要因にはならないだろう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、やや上値の重い動きが続いている。相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、2月中旬から横ばいが続いており、これに合わせるように豪ドル/円もレンジ内の動きが続いている。そして、基準線は、来週7日までは現状の85.88で横ばいが続くことや、オシレーターのMACDで、両線がクロスして底打ちのシグナルとなっていることから、ここから堅調な動きとなり、上値のポイントをクリアして底固い動きとなるのか注目したい。ただ、83.27を下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性もあるだろう。

上値のポイントは
(1)84.16(レジスタンス)(2)84.85(重要レジスタンス)(3)85.59(レジスタンス)

下値のポイントは
(1)83.27(直近安値)(2)82.70(週足一目均衡表雲下限ライン)(3)82.03(サポート)

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