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2019-12-07 05:19:21

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年2月15日

マーケットトピックス 2018年2月15日

前営業日トピックス

前日の米国市場で米主要株価が続伸となり、日経平均株価も上昇して始まったことから、投資家のリスク回避の姿勢が後退し、序盤は比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となった。しかし、その後は日経平均株価が下落に転じたことを受けて、円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軒並み下落となった。ただ、下げ一巡後は買い戻しが強まり、値を戻した。
米国市場では、米物価関連の経済指標が予想を上回り、利上げペースの加速が意識されたことからドル買いとなったものの、小売売上高が悪化したことから、ドルはその後下げに転じた。そして、ドルは終盤まで上値の重い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米主要株価が続伸となり、日経平均株価も上昇して始まったことから、投資家のリスク回避の姿勢が後退し、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが先行した。

(2)日経平均株価が下落に転じ、下げ幅を拡大したことを受けて、再び不安心理が強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。特に、ドル/円は一時2016/11/14以来の106円台まで下落した。

(3)値頃感の買い戻しや、日経平均株価が下げ幅を縮小し、一時プラス圏まで反発したことから、投資家のリスク回避の動きも和らぎ、ドル円・クロス円は値を戻した。

(4)米消費者物価指数が予想以上の上昇となったことから、一時ドルが上昇したものの、同時に発表された小売売上高が昨年2月以来の大きなマイナスとなったことを受けて、ドル売りが優勢となった。また、上昇した場面では、ドルのポジション調整(ドルロングの手仕舞い)などもあり、下げ幅が拡大した。一方、クロス円は、堅調な株価動向などを受けて、終盤まで堅調な動きとなった。

本日のトピックス

本日から中国が春節の連休に入ることから、市場参加者が少なくなり、特にアジア・タイムでは薄商いの中で値が振れやすくなるケースも多いことから、値動きには注意したい。
米国市場では、物価や製造業、雇用関連の経済指標の発表が予定されているが、昨日は主要な経済指標がまちまちの結果となったことから、結果に注目したい。物価上昇を受けて、米国の利上げペースの加速が意識される一方、米経済の先行きに対する不安感も出ており、ドルは方向感の掴み難い動きとなっている。

2/15の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

1月生産者物価指数(前月比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
0.4% -0.1%
前回は、市場予想を下回り、2017年2月以来のマイナスとなった。サービスコストの低下が影響し、物価上昇圧力の低下が示唆された。今回は、反発が予想されており、物価低下懸念が払拭できるのか注目したい。
22:30 米国

2月ニューヨーク連銀製造業景気指数

NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業の景況感などを指数化した経済指標である。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
18.0 17.7
前回は、市場予想を下回る結果で3ヵ月連続の低下となり、昨年7月以来の低水準となった。仕入れ価格や販売価格が伸びたものの、新規受注や雇用が低下したことが影響した。今回は、若干の上昇が予想されており、特に前回19ポイントの大幅低下となった雇用者数の結果に注目したい。
23:15 米国

1月鉱工業生産(前月比)

鉱工業生産は、鉱工業関連の生産動向を指数化したものであり、2002年を100として数値が算出され前月比で発表される。GDPに占める鉱工業部門の割合が約20%程度であることから重要な経済指標である。
0.2% 0.9%
前回は、市場予想を上回り、大きく改善した。特に、製造業の生産が4ヵ月連続で上昇し、四半期ベースでは2010年以来の高い伸びとなった。今回は、前回から低下が予想されているが、昨年の平均である0.3%の伸びを超えるのかに注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、日足ベースで2/5に一目均衡表の雲を下抜けて一段の下げとなり、昨日83.32まで下落し、2017/6/15以来の安値を付けた。ただ、引き続き重要サポート(前回安値84.34)を完全に抜けきれずに底固い動きが続いている。ここから、引き続き底固い動きが続き上昇に転じるのか、下抜けて一段の下げとなるのか注目したい。

オシレーターのMACDでは、両線下向き継続中だが、両線の乖離幅の縮小が続いている。ここから更に乖離幅の縮小が続き、先行するラインが上向きに転換となるのか注目したい。そして、両線のクロスとなれば上昇に転じる可能性が考えられる。

上値のポインとは
(1)85.59(直近高値) (2)85.98(レジスタンス) (3)86.53(基準線) 

下値のポイントは
(1)84.34(サポート) (2)83.32(サポート) (3)82.70(週足一目雲下限ライン)

現行のもみ合いが、下げ途中の小休止の持ち合いパターンと見ることもできることから、4波動目の上昇後に上値の重い動きとなり、下げに転じる動きとなる場合には注意したい。なお、一目均衡表で方向性を示すとされる基準線は、83.32を下回らなければ、2/27までは横ばいが続く。

気まぐれ投資コラム

春節連休は意外と動きが出る?

中国は15日から春節(15日〜21日)の連休となり、日本への旅行者も見かけるようになります。以前のような“爆買い”は少なくなったようですが、この時期はよく報道されます。中国以外でも、香港、シンガポール、インドネシアでも一部の日程で休みとなります。

マーケットでは、アジア時間の市場参加者が少なく、薄商いとなる傾向があります。そのため、値が振れやすくなることから、通常以上に動きが出るケースもしばしば見られます。グラフは、最近の春節の連休におけるドル/円1日の変動幅を表したものです。過去4年間の春節連休中の営業日の1日当りの平均変動幅は1.38円幅となり、また前後1ヵ月の平均(春節の連休を除く)で見ると、2017年が1.11円幅、2016年が1.35円幅、2015年が1.14円幅、2014年が0.84円幅となり、春節の連休中に意外に動きが出ていることが分かります。本日から、春節の連休となることから、値動きには要注意です。

※出所:データを基にSBILMが作成

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