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2018-08-20 21:43:30

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年2月14日

マーケットトピックス 2018年2月14日

前営業日トピックス

連休明けの東京市場では、新規材料に乏しい中、序盤からもみ合いの動きが続いた。また、マーケットでは株価や為替市場など、不安定な動きが続いていることから、積極的にポジションを傾けにくいとの見方も根強く、小動きの展開が続いた。しかし、午後には日経平均株価が下落に転じたことから、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
米国市場では、東京、欧州市場からの円買いの流れを引き継ぎ、序盤は軟調な動きとなり、ドル/円は昨年9月以来の安値を付ける場面もあった。その後は、米主要株価が反発したことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の米国市場での株高を受けて、日経平均などアジア主要株価が堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、連休明けの通貨オプション市場では、相変わらずの円高に対する警戒が強い水準が維持されており、これが上値を抑える要因となっていることから、もみ合いの動きが続いた。

(2)連休明けであることや、マーケットでは先行き不透明感が燻っていることから、仲値公示近辺での実需のフローも限定的となり、ドル円・クロス円はもみ合いが続いた。そして、午後に入ると日経平均株価が下落に転じたことや、米長期債利回りの低下を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(3)引き続き、リスク回避が意識されたことや、欧米の主要株価が軟調な動きとなったことも影響し、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。ドル/円は、一時107.41まで下落し、昨年9/8以来の安値を付けた。

(4)円買いの動きが一服したことでリスク回避の動きも和らぎ、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。また、下落していた米主要株価がプラス圏まで上昇したことも押し上げ要因となり、終盤まで底固い動きが続いた。

本日のトピックス

海外市場では、ドイツの消費者物価指数やユーロ圏のGDPの発表が予定されているが、結果を受けて大きく反応するとは考え難い。ただ、今後の金融政策に対する思惑が出てくる場合には多少動きが出る可能性が考えられることから、一応注目しておきたい。
米国市場では、米国の消費者物価指数、小売売上高の発表が予定されており、注目が集まっている。マーケットでは、今後の金融政策を予想する上で、インフレ率がFRBの目標に近づいているのか、GDPの7割を占める個人消費は引き続き堅調なのかが注目されており、指標結果を受けて動きが出る可能性が考えられる。

2/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

1月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.3% 0.1%
前回は、市場予想を上回る結果となった。特に、食品とエネルギーを除くコア指数は2017年1月以来の高い伸びとなった。また、前年比では、総合指数が前月から鈍化したが、コア指数は前月を上回る結果となった。今回は、前月比のコア指数、前年比の総合・コアで前月からの低下が予想されている。FRBが金融政策を考える上でインフレの動向が特に注目されており、結果に注目したい。
22:30 米国

1月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
0.2% 0.4%
前回は、市場予想を下回り、昨年8月以来の低水準となった。ただ、4ヵ月連続でプラスとなり、年末商戦が堅調だったことが伺える。そして、11月-12月の売上高の平均増加率は2010年以来の高さとなった。今回は、前回から伸び幅が低下すると予想されているが、プラスが維持されば個人消費は引き続き堅調と判断されるだろう。ただ、マイナスとなるようなら、好調は続かなかったとの見方が広がる可能性も考えられることから注目したい。

気まぐれ投資コラム

マーケット参加者の相場観、心理は?

ドル/円のプットオプションとコールオプションの売買の傾きを示すリスクリバーサルは、昨年4月以来の水準まで低下しています。リスクリバーサルは、4月以来の低水準から一旦戻したものの、再び下向きとなっており、マーケットでは円買いに対する警戒感が強いと見ることができます。ここから一段の低下となるようなら、マーケットの円買いへの警戒感が更に強まる可能性も考えられます。

リスクリバーサルは、通貨オプション戦略の一種ですが、状況の変化を受けて敏感に変動することから、将来の方向性を暗示するものではありません。ただ、マーケット参加者の心理状況を示すものとして、マーケット参加者の相場観や警戒感などを読み取る指標として参考にされています。

※出所:データを基にSBILMが作成 

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