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2019-06-27 06:54:52

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年1月31日

マーケットトピックス 2018年1月31日

前営業日トピックス

東京市場では、五・十日で実需のドル買い・円売りフローも散見され、ドル/円は一時的に上昇した。そして、米国債利回りの上昇を受けて、ドル買い・円売りが優勢となる場面もあったが、政府要人発言に加え、上昇していた米国債利回りが反落となったこと、また日経平均株価が下げ幅を拡大したことも影響し、円を買い戻す動きが強まった。その後は、トランプ大統領の一般教書演説を控えて、ドルはやや上値の重い動きとなった。一方、ユーロは、ユーロ圏GDPが比較的良好な結果となったこともあり、堅調な動きとなった。
米国市場では、欧米の株価下落を背景に、円買いとなったが、その後は米国債利回りの上昇や米財務長官の発言を受けて、ドルは堅調な動きとなった。ただ、トランプ米大統領の一般教書演説や、FOMCの結果発表を控えて上値は限定的となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)序盤は小動きの展開となったが、月末の五・十日であることから、実需のドル買い・円売りフローも出ており、ドル円・クロス円を押し上げた。しかし、実需のフローは続かず、仲値公示近辺では収束となり、また日経平均株価が下げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)米10年国債利回りが一時2.73%を上回り、2014年4月以来3年9ヵ月ぶりの高水準に達したことから、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが優勢となる場面もあった。しかし、浜田内閣官房参与が、米為替政策を巡り「短期的に円高の可能性」と指摘したことや、日経平均が下げ幅を拡大し、米10年債利回りが低下したことなどを背景に円を買う動きが強まった。

(3)トランプ大統領の一般教書演説を控えて、米財政赤字の悪化を懸念したドル売りが出たことや、ユーロ圏GDPが比較的良好な結果となったことを受けて、ドル売り・ユーロ買いが強まるなど、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。

(4)欧州主要株価や、米株価先物が下げ幅を拡大したことから、リスク回避の円買いが強まる場面もあった。ただ、その後は米国債利回りの上昇や、ムニューシン米財務長官が「米国の利益にかなう強いドルを支持」と発言したことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。上昇一服後は、トランプ米大統領の一般教書演説や、FOMCの結果発表を控えて上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

東京市場では、中国の経済指標の発表が予定されており、結果を受けた影響に注目したい。若干の低下も予想されているが、大きな影響はないとの見方がコンセンサスとなっている。ただ、経済全体は鈍化しており、徐々に兆候が表れるとの指摘もあり、一応注目したい。
米国市場では、ADP雇用統計の発表があり、週末の米雇用統計を予想する上で参考にされることから、結果に注目したい。また、FOMCの結果発表が予定されており、金利などは現状維持が予想されているが、インフレ率の改善傾向を受けて、3月の利上げに関するヒントがあるのか、また景気判断を引き上げるとの思惑もあることから、声明などに注目したい。なお、イエレンFRB議長は、最後のFOMCとなる。

1/31の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:15 米国

1月ADP雇用統計

ADP雇用統計は、民間の給与計算代行サービス会社であるADP(Automatic Data Processing)社のデータを用いて、マクロエコノミック・アドバイザーズ社が発表している雇用統計。2200万人の支払い給与の動向に基づき算出、通常米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されるため、米国雇用統計の結果を予想する上でよく参考にされる。
18.5万人 25.0万人
前回は、市場予想を上回り、2017年3月以来の高い伸びとなった。年末商戦に関連した雇用増が影響したと考えられる。特に、サービス業は、2016年6月以来の大きな伸びとなった。今回は、反動から伸び幅の縮小が予想されている。予想を下回る伸びとなるようなら、週末の米雇用統計への懸念からドル相場に影響する可能性も。
翌4:00 米国

FOMC結果発表

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
1.25-1.50% 1.25-1.50%
イエレンFRB議長の退任直前でもあり、政策金利などは現状維持がコンセンサスとなっている。FRBがインフレ指標として重要視するコアPCEデフレーターは横ばいだったが、消費者物価指数(除く食品・エネルギー)が前月比、前年比ともに市場予想を上回るなど、インフレ率の改善傾向を受けて、3月の利上げに関してヒントが示されるのか注目される。
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