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2019-06-26 05:04:33

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年1月30日

マーケットトピックス 2018年1月30日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことや、本邦輸入企業などのドル買い・円売りが入ったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ドル買いが一巡した後は、輸出企業などのドル売りが出たことや、上昇していた日経平均株価がマイナス圏まで下落したことを受けて、円買い戻しの動きも見られた。その後、米国債利回りの上昇を受けて、ドル買い・円売りとなり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。
海外市場では、株価下落もあり、序盤のドル円・クロス円は上値の重い動きとなったものの、米国債利回りの上昇が続いており、日米の金利差の拡大が続くとの見方を背景に、円が売られた。ただ、トランプ米大統領の一般教書演説を控えていることもあり、終盤まではやや限定的な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)序盤はやや上値の重い動きとなったが、日経平均株価が堅調となったことや、スポット取引の応当日が月末となることから、仲値公示近辺にかけて輸入企業などのドル買い・円売りも出ており、堅調な動きが続いた。

(2)上昇して始まった日経平均株価が下げに転じ、マイナス圏まで下落したことを受けて、やや上値の重い動きとなった。その後、米10年債利回りが2.67%台から2.70%台まで上昇したことを受けて、ドル/円は109円台乗せとなった。また、クロス円も堅調な動きとなった。その後は、欧州市場で主要株価が下落したこともあり、上値の重い動きが続いた。

(3)FRBがインフレ指標として重要視するコアPCEデフレーターが前月から低下し、目標とする2%を引き続き下回ったことを受けて、ドルは上値の重い動きとなった。そして、米長期金利の上昇で、日米の金利差が拡大するとの思惑が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。その後、トランプ米大統領の一般教書演説や、FOMCの結果を見極めたいとの様子見ムードも強まり、終盤まで小動きの展開が続いた。

本日のトピックス

東京市場では、商業決済の高まる五・十日であるものの、海外でのイベントを控えており、積極的な売買も手控えられる可能性が考えられる。海外市場では、トランプ米大統領の一般教書演説があり、就任1年目の成果を訴える予定である。ここで対外貿易や、インフラ投資に対するコメントが出される可能性もあり、市場の関心が高まっている。ただ、インフラ投資によって米財政赤字が膨らむとの連想もできることから、マーケットの反応には注意したい。また、イエレンFRB議長最後のFOMCが始まる(結果発表は31日)ことから、思惑が交錯する可能性も考えられる。

1/30の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

1月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
123.0 122.1
前回は、市場予想を大きく下回り、17年ぶりの高水準から低下し、景気や雇用の見通しの楽観的見方がやや後退した。ただ、現況指数は2001年6月以来の高水準だった。今回は、前回から若干の上昇が予想されているが、特に良好な結果が続く現況指数に注目したい。

米大統領一般教書演説

一般教書演説は、米大統領が連邦議会で行う施政方針演説で、国の現状についての大統領の見解を示し、主要な政治課題を説明するもの。通常1月に行われ、「予算教書」「経済教書」と合わせて三大教書と呼ばれる。
好調な経済や雇用の創出、法人税の大幅な減税を盛り込んだ税制改革など、就任1年目の成果を訴える見通し。インフラ投資やメキシコとの国境の壁の建設問題、またNAFTAやTPP、中国との貿易不均衡の問題に触れるのかも注目されている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、下値の重要なポイントだった110.20を下抜けたことで一段の下げとなり、下値目標の計算値である108.30近辺の108.28まで下落となった。その後はやや一服となったが、ここから値を戻すのか、再び下げが継続するのか注目したい。

上値のポイントは
(1)109.50(111.48からの下落の38.2%戻し)、(2)109.77(レジスタンス)、(3)110.20(重要レジスタンス)

下値のポイントは
(1)108.28(直近安値)、(2)107.32(重要レジスタンス)、(3)106.25(ヘッド&ショルダーの下値計算値)

オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅の拡大が続いているが、乖離幅が縮小する場合には、目先の流れが転換する可能性もあることから注目したい。

気まぐれ投資コラム

投機筋のユーロ買いポジションは過去最高

CFTC(米商品先物取引委員会)が発表したIMM通貨先物の投機部門の取組(1月23日までの1週間)では、ユーロの買い越しが前週の13万9490枚から14万4717枚に増加し、過去最高となりました。ユーロ/ドルは、ECB理事会後に1.2537ドルまで上昇した後、達成感からやや上値の重い動きとなっています。ここからポジションの整理が進むのかどうか、来週発表分のポジション動向に注目が集まっています。ただ、ドルの売り越しは高水準となっていることから、ユーロ売りとなり難い状況でもあるとの指摘もあり、引き続きユーロ高が続くとの見方もあります。

※出所:CFTCのデータを基にSBILMが作成

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