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2019-10-23 04:26:31

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2017年11月15日

マーケットトピックス 2017年11月15日

前営業日トピックス

東京市場では、新規材料に乏しい中、欧州中銀主催のシンポジウムでの討論会が予定され、主要中銀総裁の発言を控えて様子見ムードが強まり、序盤から限定的な動きが続いた。また、日経平均株価が上値の重い動きとなったことも影響した。その後、欧州主要国の良好な経済指標の結果を受けて、ユーロ買いが強まり、円が主要通貨に対して売られる場面もあった。ただ、米国債利回りの低下が続いたこともあり、その後はドル売り・円買いが優勢となった。
米国市場では、物価関連の経済指標が堅調な結果となったものの、株価や米国債利回りの低下を受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ユーロやポンドは対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)新規材料に乏しい中、日経平均株価が序盤堅調な動きとなったことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。仲値公示近辺では、実需のドル買いも見られたが、マーケットへの影響は限定的だった。

(2)ECB(欧州中銀)主催のシンポジウムで、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁が討論会に参加することから、各総裁の発言に注目が集まっており、様子見ムードから小動きの展開が続いた。

(3)ドイツの7-9月GDP速報値が改善したことでユーロ買い・円売りとなり、リスク選好による円売りの動きが優勢となった。しかし、米国債利回りが低下したこと受けて、円買い・ドル売りが強まり、ドル/円は軟調な動きとなった。また、セントルイス連銀総裁が、現行の政策金利は「当面は適正となる可能性が高い」と、利上げの必要はないとの認識を示したことも影響した。一方、ポンドは、英国の複数の物価関連の経済指標が低下したことが影響し、主要通貨に対して下落した。

(4)米生産者物価指数が市場予想を上回る結果となったものの、反応は限定的となった。また、株価や米国債利回りの低下が続いたことから、ドルは大半の主要通貨に対して下落した。一方、ドイツの経済指標が良好な結果となったことなどを受けてユーロは主要通貨に対して堅調な動きが続いた。

本日のトピックス

東京市場では、午前中に日本のGDP、午後にも主要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。特に、日経平均株価の下落が続いていることから、指標結果が押し上げ要因となるのか注目したい。
また、米国市場でも主要な経済指標の発表が複数予定されているが、前回結果がいずれも良好だったことから、今回はその反動が予想されており、結果に注目したい。特に、このところのドル/円相場は底固い動きが見られる一方、上値の重い動きが続いていることから、指標結果を受けて方向性が出るのか注目したい。

11/15の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

10月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.1% 0.5%
前回は、市場予想を下回る結果となったものの、1月以来の高い伸びとなった。エネルギー価格の上昇が影響したが、食品・エネルギーを除くコア指数は低下となった。今回は、前回からの反動で伸び幅の低下が予想されているものの、エネルギー価格の上昇が続いていることから、予想以上の伸びとなる可能性も考えられる。また、前年比で2%を維持できるかにも注目したい。
22:30 米国

10月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
0.0% 1.6%
前回は、市場予想を下回ったものの、2015年3月以来の高い伸びとなった。ガソリン価格の上昇に加え、ハリケーンの影響で自動車の買い替えが進んだことが全体を押し上げた。今回は、前回の反動が予想されている。ただ、自動車の買い替え需要が続いていれば、押し上げ効果も期待できる。
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