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2019-10-15 11:19:43

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2017年10月17日

マーケットトピックス 2017年10月17日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が上昇したことなどが影響し、堅調な動きとなった。米国の年内の利上げはほぼ織り込まれているものの、来年の利上げペースにはやや懐疑的であり、近く決定されるFRB議長人事に関する思惑などもあり、ややドルは上値の重い動きとなった。また、スペイン・カタルーニャ州の首相が、独立宣言について回答留保したとの報道を受けて、ユーロ売りが優勢となり、ドル/円やその他のクロス円も連れ安となった。
米国市場では、序盤に発表された米経済指標が堅調な結果となったことから、ドルが上昇する場面もあったが、上値は限定的となった。その後、米朝の会談の可能性が報じられたことや、FRB人事に関する思惑を背景に、円売りが優勢となった。ただ、北朝鮮が米国との外交的取り組みを拒否との報道から、一時ドルは下落する場面もあった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日経平均株価が堅調な展開で始まり、上げ幅を拡大する動きとなったことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、仲値公示にかけて、ドル買い戻しの動きも見られ、ドルの押し上げ要因となった。

(2)仲値通過後は、株価が上げ幅をやや縮小したことも影響し、上値の重い動きとなった。また、スペイン・カタルーニャ州のプチデモン首相は、独立宣言を巡り正式な立場を明確にすることが予想されていたが、中央政府と州政府の間で協議すべきと主張するにとどまり、独立宣言については明確に回答しなかったとの報道を受けて、ユーロが円やドルなどに対し下落となり、ドル/円やその他のクロス円も軟調な動きとなった。また、イタリアで5つ星運動がリードしているとの世論調査や、総選挙が来年3/4に実施されるとの報道、またオーストリアの選挙結果などの政治的な不透明感もユーロを圧迫した。

(3)欧州主要株価が堅調な動きとなったことや、米国債利回りが上昇したことを受けて、円が売られる動きとなったものの、やや上値は限定的となった。米国市場では、NY連銀指数が予想を上回る結果となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して上昇した。ただ、カタルーニャ問題や英国のEU離脱問題、北朝鮮情勢など、先行き不透明感が意識され、上値の重い動きが続いた。

(4)米政府関係者と北朝鮮北米局長が、今週モスクワで会談する可能性があるとの報道を受けて、ドルは堅調な動きとなった。ただ、北朝鮮は米国との外交的取り組みを当面拒否するとの北朝鮮当局者の話が報じられたことを受けて、ドルは一時上げ幅を縮小した。一方、米FRB議長人事に関して、トランプ大統領との面談で、ジョン・テーラー元財務次官が好印象を与えたとの報道を受けて、ドルは堅調な動きとなった。また、トランプ大統領は、19日にイエレン議長と面談する予定との報道や、前FRB議長のバーナンキ氏がイエレンFRB議長の再任を支持との報道などもあり、次期FRB議長人事を巡る思惑が交錯した。

本日のトピックス

東京市場では、新規材料に乏しい中、引き続きスペイン・カタルーニャ自治州の独立問題や英国のEU離脱問題などが懸念材料となっており、報道や要人発言には注目したい。
また、北朝鮮情勢の緊迫化が懸念材料となっているが、昨日から米韓軍事演習が始まっていることから、関連する報道や発言には敏感に反応する可能性もあり、特に注意したい。そして、堅調な展開が続く日経平均株価の動きにも注目したい。
米国市場では、FRB議長人事に関して、正式発表までは思惑の交錯が続く可能性が考えられる。そのため、米経済指標の結果を受けた反応は、昨日同様にやや限定的となる可能性がある。

10/17の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月輸入物価指数(前月比)

輸入物価指数は、輸入時の価格を指数化したものであり、特に、他の物価関連の指標と同様に国内のインフレ動向の先行指標の一つとして注目される経済指標。ただ、輸入時ということで、原油相場や為替相場の影響を受ける傾向にある。
0.5% 0.6%
前回は、市場予想を上回り、1月以来の高い伸びとなった。石油が大きな伸びとなったことが全体を押し上げる結果となった。今回は、前回に続き大きな伸びが予想されている。特に、原油価格は8月以上に上昇していることから、引き続き石油価格の上昇が押し上げ要因となるだろう。
23:00 米国

10月NAHB住宅市場指数

NAHB住宅市場指数は、全米住宅建築業者協会(NAHB)が加盟業者を対象にした一戸建て住宅の販売状況調査を基にした指数。50が判断の基準となり、50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すことから、住宅市場の先行指標となる。
64 64
前回は、市場予想を下回り、7月以来の低水準となった。ハリケーン上陸の影響が出たと見られており、今回は前月から横ばいが予想されている。当面は、引き続き高水準域ながら、伸びに欠ける結果が続く可能性も指摘されている。
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