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2019-06-19 11:06:26

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年12月14日

マーケットトピックス 2016年12月14日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の米国市場の流れを引き継ぎ、序盤は軟調な動きとなった。仲値公示近辺にかけては目立った実需の動きが見られなかったものの、下落して始まった日経平均株価がプラス圏まで上昇し、午後には上げ幅を拡大する動きとなったことから、ドル/円も堅調な動きとなった。ただ、米国市場では、FOMCを控えた調整の動きなどもあり、上値の重い動きとなったものの、様子見ムードも強まりつつあり、終盤まで限定的な動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)FOMCでドル高の行き過ぎを牽制する可能性があるとの懸念を背景に、ドルが下落した海外市場の流れを受けて、序盤のドル/円は軟調な動きとなった。ただ、下げ一巡後は再び115円台まで値を戻す動きとなった。

(2)中国の鉱工業生産、小売売上高が市場予想を上回ったものの、不動産販売が2015年11月以来の低い伸びとなったことから、反応は限定的となった。午後に入り、日経平均株価が上げ幅を拡大する動きとなり、終値ベースで年初来高値を更新したことを受けて、円売りの流れが続いた。

(3)米国市場では、FOMCを前にした利益確定や、調整の動きも見られ、ドルは上値の重い動きとなった。また、米輸入物価がマイナスとなったことも影響した。

(4)終盤までは、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードも強まり、狭いレンジ内の動きが続いた。

本日のトピックス

東京市場では、午後に日本の主要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。また、海外市場で株価が堅調な動きとなったことから、前日に終値ベースで年初来高値を更新した日経平均株価の動きにも注目したい。株価が堅調な動きとなる場合には、円売りの動きとなる可能性もあるだろう。
米国市場では、FOMCの政策発表を控えて、様子見ムードから限定的な動きが予想される。今回のFOMCでは、利上げが予想されており、金利先物市場でも利上げが100%織り込まれている水準で推移している。0.25%の予想に反して0.50%の利上げとなる場合には、ドル/円が大きく上昇する可能性も考えられるが、0.25%の利上げなら、ここまで利上げを織り込んでドルが上昇していることから、達成感から軟調な動きとなる可能性も考えられる。

その中で、利上げのペースが重要視されており、FOMCメンバーの金利予測の分布を示す「ドットチャート」の公表が注目されている。9月の会合では、来年2回の利上げが示唆されたが、今回は前回から変更がないのか、又は3回以上の利上げが示唆されるのか注目したい。変更がなければ、材料出尽くしで一旦ドル売りとなる可能性もあるが、利上げのペースアップが示唆されれば、一段のドル買いとなる可能性も考えられる。また、今回はイエレンFRB議長の会見も予定されていることから、発言内容にも注目したい。

12/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

11月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
0.3% 0.8%
前回は市場予想を上回る結果となったものの、前月を下回る結果となった。今回は、前回の反動から伸び幅は低下すると予想されているが、個人消費は比較的堅調であることから、大きな低下とはなり難いと考えられる。
23:15 米国

11月鉱工業生産(前月比)

鉱工業生産は、鉱工業関連の生産動向を指数化したものであり、2002年を100として数値が算出され前月比で発表される。GDPに占める鉱工業部門の割合が約20%程度であることから重要な経済指標である。
-0.2% 0.0%
前回は、市場予想を下回る結果となったものの、3月以来のマイナス幅となった前回からは悪化が止まった。しかし、今回は再びマイナスが予想されており、本格改善までは時間がかかりそうだ。
翌4:00 米国

FOMC政策金利

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含む7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
0.50%-0.75% 0.25%-0.50%
FOMCでは、1年ぶりの利上げが予想されており、金利先物市場でも100%織り込む水準で推移している。そのため、利上げ決定の反応は限定的とも考えられる。仮に利上げ見送りとなる場合には、失望感から大きな下落となる可能性がある。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 1時間足

ドル/円は、雲上限近辺に沿って上昇したものの、途中から雲の中での展開となっている。ここから雲を上抜ける動きとなるのか、下抜けて一段の下げとなるのか注目したい。目先の上値は115.47となり、ここを上抜ける場合には、再び116円台をトライする可能性も考えられる。一方、下値は重要サポートの114.76がポイントであり、ここを下抜ける場合には、114.10が次のポイントとなる。

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