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2019-06-16 13:38:18

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年10月28日

マーケットトピックス 2016年10月28日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを受けて、序盤は堅調な動きとなったものの、日経平均株価が軟調な動きとなったことや、当局者の発言を受けて、円が買われる動きとなった。しかし、その後は米国の利上げ観測や、米大統領選の不安感が遠のいたとの見方からドル買い・円売りの動きとが強まり、ドル/円は堅調な動きとなった。米国市場では、米経済指標がまずまずの結果となったことや原油、米債券利回りの上昇を受けて、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は105円台の大台を抜けて、3ヵ月ぶりの高値を付ける動きとなった。また、円が主要通貨に対して軟調な動きとなり、クロス円も堅調な動きとなった。なお、米金利先物市場で織り込まれる12月の米利上げ確率は74.2%(前日は72.5%、前週末は67.6%)に上昇している

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)下落して始まった日経平均株価がプラス圏まで値を戻したことを受けて、序盤は堅調な動きとなった。しかし、月末スポット応当日にあたり、輸出勢のドル売りも観測され、仲値公示近辺からドル売り・円買いとなった。そして、参院財政金融委員会に出席した日銀の黒田総裁と岩田副総裁の発言も、やや下押し要因となった。また、オフショア人民元が対ドルで6年ぶりの安値更新したことも影響した。

(2)年内の米国の利上げ観測を背景にドルは底固い動きとなり、ドル/円は堅調な動きとなった。

(3)序盤に発表された米経済指標がまずまずの結果となったことから、底固い動きとなった。また、原油価格や米債券利回りの上昇も材料視され、堅調な動きとなった。105円近辺では、売り買い交錯する動きが見られたものの、その後一段の上昇となり、ドル/円は7月29日以来の高値を更新した。

(4)終盤にかけてはやや上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

東京市場では、日本の雇用統計や、消費者物価指数の発表が予定されているが、来週日銀の金融政策発表を控えていることから、この結果を受けた株価の動きなどには注目したい。また、米国市場では、主要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目が集まっている。米GDPは前期からの改善が予想されており、予想通りの堅調な伸びとなるようなら、ドルの押し上げ要因となる可能性も考えられる。また、米国の年内の利上げ期待も一段と高まる可能性も考えられる。ただ、このところの上昇も、利上げ期待を背景とした上昇となっているだけに、ある程度織り込んでいると考えられる。そのため、ここから更に一段の上昇となる可能性はそう高くないと考えられる。むしろ、予想外の低い伸びとなった場合の影響に注意したい。

10/28の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

3Q GDP(前期比年率)

一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
2.5% 1.4%
今回の発表は、7-9月期の結果であり、当初から改善が期待されていた。今回は2.5%と、2015年4-6月以来の高い伸びが予想されている。予想通りの結果となれば、米経済の先行き懸念も払拭でき、ドルの押し上げ材料となる可能性も考えられる。
23:00 米国

10月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
88.2 87.9
前回の速報値は、市場予想を下回る結果となった。今回(確報値)は、速報値から若干改善が予想されているものの、先に発表された米消費者信頼感指数が予想以上の低下となったこともあり、下振れの可能性も指摘されている。速報値では、現況指数が改善、先行き指数が悪化となったことから、両指数の結果にも注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 1時間足

ドル/円は、高値後にやや上値の重い動きとなっており、ここから一旦調整となるのか、再び上昇が続くのか見極めたい。オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインも失速している。ここから両線がクロスとなれば、軟調な動きを示唆する形となる。その場合の下値のポイントは、修正トレンドライン、サポートの104.87となる。104.87を下抜けるようなら、もう一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。一方、上値のポイントは、レジスタンスの105.34、105.50となり、105.50を完全に上抜ける場合には、106円台も視野に入るだろう。

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