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2019-09-18 12:46:38

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年9月29日

マーケットトピックス 2016年9月29日

前営業日トピックス

東京市場では、新規材料に乏しい中、海外市場での米当局者の発言を受けて、序盤のドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。その後は、月末を控えて実需のドル買いや、欧州株が上昇したことを受けた円売りなどから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、イエレンFRB議長をはじめ、複数の当局者の発言を控えていることから、調整の動きも見られた。そして、米経済指標が予想を上回る結果となったことを受けて、ドルが上昇する場面もあったが、株価下落などを背景に、やや上値の重い動きとなった。そして、OPECで生産枠に関して合意したとの報道を受けて、原油や株価が上昇したことから円が売られる動きとなり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場でフィッシャーFRB副議長が「過度の利上げは避けるべき」と発言したことが材料視され、序盤からやや上値の重い動きとなった。そして、新規材料に乏しい中、値頃感の買い戻しや、月末のため、実需の円売り・ドル買いも加わった。
(2)ドイツ大手金融に対する不安が後退したとの見方から、欧州株が上昇して始まり、一段の円売りとなった。
(3)OPECの非公式会合の結果や、イエレンFRB議長の議会証言の内容を見極めたいと様子見気分が広がり、やや上値の重い動きとなった。米経済指標が予想より良い内容だったものの、反応は限定的となった。
(4)イエレンFRB議長が「FOMCの過半数が年内利上げ必要になりそうと判断している」と発言したことを受けて、ドルが買われる動きとなった。そして、OPECが原油生産枠で合意したとの報道を受けて、原油価格が急騰し、株価も上昇となり、円売りが優勢となった。

本日のトピックス

東京市場では、序盤の日本の小売関連の経済指標の結果や、株価の動きに注目したい。前日の海外市場では、株価上昇となったことで、日本の株価も堅調な動きとなるのか注目される。また、黒田日銀総裁の発言機会も予定されており、発言の内容に注目したい。そして、米国市場では、米GDPの発表が予定されているが、第2四半期の結果であることから、反応は限定的だろう。また、本日も複数の米国の金融当局者の発言が予定されており、前日も金融政策に関する発言があったことから、発言の内容に注目したい。

9/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2Q GDP(前期比年率)

GDPは、一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
1.3% 1.1%
前回は、市場予想を下回る結果となり、第2四半期の伸びが当初予想より伸びないことが明らかとなった。今回は、前回から上方修正されるとの予想だが、反応は限定的だろう。マーケットの注目は、3Qの成長率に向いている。
23:00 米国

8月中古住宅販売成約(前月比)

中古住宅販売仮契約は、全米不動産業者協会が発表する中古住宅販売の仮契約を指数化したもの。2001年を100として表す。仮契約は通常1-2ヵ月以内に本契約に移行するため、仮契約指数は中古住宅市場の先行指数とされる。
0.0% 1.3%
前回は、市場予想を上回る結果となったものの、6月の結果が下方修正されるなど、総合的にはほぼ横ばいの結果だった。今回も横ばいが予想されており、堅調が続いた住宅市場にやや一服感との見方もあり、予想を下回る様なら、やや懸念が高まる可能性も考えられる。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 1時間足

ドル/円は、一目均衡表も雲上限ライン近辺で底固い動きが続いており、ここからレジスタンスを上抜けて、上放れとなるのか、雲下限ライン、サポートを下抜けて一段の下げとなるのか注目したい。上値のポイントは、レジスタンスの100.81、100.98となり、上抜ければ101円台の攻防戦が予想される。一方、サポートの100.45を下抜ける場合には、100円台前半までの下げも想定しておきたい。

気まぐれ投資コラム

人民元ショックの可能性はあるのか?

IMF(国際通貨基金)は、10月1日からSDR(特別引き出し権)構成通貨として人民元を採用する予定となっています。これまでは、ドル、ユーロ、ポンド、円の4通貨のみで構成されていましたが、人民元が採用されることから、新たな構成比率は、ドルが41.73%、ユーロが30.93%、人民元が10.92%、円が8.33%、ポンドが8.09%となります。また、IMFは新たなSDR金利を10月7日に決定(10月10日から適用)する予定となっています。

人民元相場は、中国政府のコントロール下にあると言え、事実上ドルにペッグ(中国当局:人民元は管理変動相場制であってペッグ制ではない)をしています。そして、中国政府の意向で幾度となく切り下げも実施してきました。ただ、ここ数ヵ月は狭いレンジ内の動きが続いており、対ドルでの下げもやや一服しております。

SDR構成通貨採用を控えて、批判を避けるため、通貨安定に努めているとも考えられます。そして、これらのスケジュールの終了後に、中国人民銀行が機械的に人民元の基準値を下げてくることや、大幅に切り下げるのではないか、との思惑も一部では懸念されており、3度目の人民元ショックがあるのか、今後の動きが注目されます。

※出所:Bloomberg 日足チャート

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