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2019-09-15 16:31:21

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年9月16日

マーケットトピックス 2016年9月16日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤堅調な動きが見られたものの、日経平均株価が大きく下落したこともあり、円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、日銀の追加緩和の思惑などもあり、値を戻す動きも見られた。米国市場では、米小売売上高が予想以上の低下となったことから、一段の下落となったが、フィラデルフィア連銀指数が改善するなど、まちまちの結果となったことから、底固い動きとなった。ただ、米債券利回りが急上昇となったことを受けて、ドルは堅調な動きとなった。しかし、FOMCを控えて思惑も交錯しており、ドルは終盤にかけて主要通貨に対して軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)商業決済が集中しやすい五十日(ごとおび)であり、序盤は実需筋のフローが入る場面もあった。ただ、相場を大きく押し上げる程ではなかった。その後は、日経平均株価が大きく下落したことから、円が買われる動きとなり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
(2)101円台では、値頃感の買いが入るなど、底固い動きとなった。また、米10年国債利回りが再び上昇したことや、日銀が追加の金融緩和に踏み切るとの思惑もあり、小動きながら円売りの流れとなった。
(3)米国市場では、小売売上高や生産者物価指数が市場予想を下回る結果となったことから、一時ドル/円は102円を割れる場面もあった。しかし、フィラデルフィア連銀指数の改善もあり、値を戻す動きとなった。また、米債券利回りの上昇もドルの押し上げ要因となった。
(4)米小売売上高の悪化で、早期の利上げ観測が一段と後退したとの見方も広がり、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。ただ、102円近辺では再び底固い動きとなった。

本日のトピックス

週末であり、日本の主要な経済指標の発表がないことや、来週に日銀の金融政策発表が控えており、様子見ムードも強まりつつあることから、全般的に限定的な動きが予想される。ただ、午前中は、ポジション調整の動きや、金融政策に対する思惑で動く可能性もあるだろう。米国市場では、主要な経済指標の発表が予定されており、前日同様に結果を受けて動く可能性も想定しておきたい。また、引き続き米債券利回りの動きに敏感に影響する可能性もあり、債券市場の動きにも注目したい。

9/16の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

8月消費者物価指数(前月比)

消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.1% 0.0%
前月は、エネルギー価格の下落が影響し、ほぼ変わらずの結果となった。また、前月比では、3ヵ月連続の低下となった。米国の利上げ判断の材料となる雇用と物価は特に重要視されており、雇用は比較的堅調な結果が続いているが、物価は目標から遠いため早期の回復が待たれる。前回からの改善が予想されているが、FOMCを控えてどこまで反応が大きくなるのか注目したい。
23:00 米国

9月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
90.6 89.8
前回は、市場予想を下回り、3ヵ月連続の低下となった。現況は改善したものの、先行きの景況感が悪化となり、消費者の先行きに対する不安感が露呈する結果となった。9月に入り株価が一段の下落となるなど、やや不安要素も残っている。今回は、前回からの改善が予想されているが、特に先行き景況感の改善に注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート日足

ドル/円は、現在レンジ内の動きが続いているが、これを下落途中の小休止持ち合い(フラッグ型)と見ることができる。このパターンは、比較的信頼度も高いことから、現状の5波動目での下抜けに注目したい。持ち合いレンジ下限を下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も考えられ、このパターン上の下値目標の計算値は100.22と計算できる。また、短期オシレーターのストキャスティクスでは両線下向きとなっていることにも注目したい。

気まぐれ投資コラム

ドル/円は長期の下げトレンド終了となるか?

ドル/円は、昨年12月24日に一目均衡表の雲を完全に下抜けて、約9ヵ月間雲の下側で軟調な動きが続いています。この間、雲上抜けをトライする場面が何回か見られましたが、いずれも完全な上抜けとはなりませんでした。上抜けるかどうかを見極める場合には、基準線の動きにも注目したい。基準線は、相場の方向性を示すラインとされており、雲上抜けのタイミングで上向きとなれば、上抜けの確率も上昇します。直近の3回の雲上抜けのチャンス時には、この基準線が横ばいや下向きが続いたこともあり、雲を抜けるには至りませんでした。

基準線の今後の動きはある程度先読みが可能であり、目先の方向性を見極めるのに有効となります。そして、現状横ばいが続いている基準線は、21日に上向きに転換し、横ばいを挟みながら上昇となります。このタイミングで雲上抜けをトライすれば、上抜ける可能性も高まると考えられ、9ヵ月間続いた雲下側の展開が終了となる可能性も考えられます。

目先軟調な動き(本日のトレードポイントで書きましたが)も考えられますが、20日までは99.54を下抜けない限り、基準線への影響はないことから、このラインを中心に考えれば、下げは限定的と考えられます。そして、基準線が上向きとなり、再び基準線を上回る(価格が下抜けている場合)展開となれば、再び雲上抜けをトライする可能性も考えられ、このタイミングで雲を上抜けるのか注目です。

※出所:FX総合分析チャート日足

※出所:FX総合分析チャート日足

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