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2019-06-18 02:11:18

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年8月23日

マーケットトピックス 2016年8月23日

前営業日トピックス

前週末に、フィッシャーFRB副議長が、年内の追加利上げを示唆したとの報道を受けて、ドル買い・円売りが先行し、ギャップアップして始まった。ただ、今週末に控えるイエレン議長の講演での発言を見極めたいとの思惑もあり、反落する場面もあった。その後、日経平均株価が堅調な動きとなったことを受けて、ドル円・クロス円もまた堅調な動きとなった。海外市場では、欧米の株価が軟調な動きとなったことや、原油価格の下落が続いたこと、また米国債券利回りの低下も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。週末のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演を控え様子見ムードも強く、終盤まで限定的な動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末に、黒田日銀総裁が追加緩和の可能性を示唆したインタビュー記事が出たことや、フィッシャーFRB副議長が、完全雇用および2%の物価上昇率という目標に近づいているとの見解を示したことが材料視され、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円・クロス円が週明けからギャップアップして始まった。その後は、利益確定の動きから反落する動きとなった。
(2)やや新規材料に乏しい中、日経平均株価が堅調な展開で始まったことから、円売りが優勢となった。また、仲値公示にかけて実需のドル買いフローが観測されたものの、やや限定な動きも見られた。その後は、ここまでの米当局者らの発言が改めて材料視され、ドル買い・円売りが続いた。
(3)欧州主要株価が軟調な動きとなったことに加え、原油価格が下落したことが影響し、円を買う動きが優勢となった。米国市場では、新規材料に乏しい中、米株価が下落して始まったこともあり、円買いの動きが続いた。
(4)一時株価がプラス圏まで上昇する動きとなり、ドル円・クロス円は値を戻す動きが見られたものの、その後再び軟調な動きとなり、終盤まで上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

東京市場では、主要な日本の経済指標の発表がなく、材料に乏しい中、前日の海外市場で株価がやや軟調な動きとなったことから、日経平均株価の動きに注目したい。また、引き続き100円台割れの動きとなる場合には注意したい。ただ、週末のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演まで方向性は出ないとの見方も多いが、米国市場では、本日から主要な経済指標の発表が続くことから、結果には注目したい。最近、米当局者のタカ派的発言が続いており、指標結果の改善が続く場合には、早期利上げの期待感が高まる可能性も考えられ、その場合ドルは比較的堅調な動きとなる可能性もあるだろう。一方、指標が悪化する場合でも、値頃感から底固い動きが続いている場合には下値は限定的となるだろう。

8/23の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

8月リッチモンド連銀製造業指数

リッチモンド連銀製造業指数は、米国の12連邦準備銀行の1つであるリッチモンド地区連銀が発表している製造業指数。1993年から算出が開始されており、NY連銀、フィラデルフィア連銀が発表する指数と合わせて製造業の景況を確認できる。管轄はウェストバージニア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、ワシントンDCなど。管轄地域は米国内生産の9.1%を占める。
6 10
前回は、市場予想に反して改善し、4月以来の高水準に改善した。今回は、前回から若干低下が予想されているものの、プラスは維持される予想となっている。ここまでの製造業関連の指標結果はまちまちの結果が続いていることから、予想以上の悪化となる場合も想定しておきたい。
23:00 米国

7月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
58.0万件 59.2万件
前回は、市場予想を上回る結果となり、2008年2月以来の高水準となった。また、市場予想を8ヵ月連続で上回っている。今回は、前回結果から若干の低下が予想されているものの、引き続き8年ぶりの高水準が維持されることから、予想通りなら大きな反応は無いだろう。ただ、予想を上回る結果となる様なら、ドル買いに反応する可能性もあるだろう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ドル/円は、一目均衡表の雲下限ライン近辺で底固い動きが続いており、ここから雲下限ラインに沿って上昇するのか、雲を下抜けて一段の下落となるのか注目したい。オシレーターのMACDでは、両線がよこばいとなっているが、クロスして上向きとなる場合には、堅調な動きも考えられる。

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