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2019-06-27 20:14:16

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年5月27日

マーケットトピックス 2016年5月27日

前営業日トピックス

東京市場では、サミットを控えて様子見ムードも出ており、序盤は狭いレンジ内の展開が続いた。その後、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じたことや、円買い戻しの動きが加速したことから、ドル/円は急速な下落となった。その後は、反動で値を戻す動きとなり、また欧州株が堅調な動きとなったこともあり、一段の上昇となった。米国市場では、米経済指標が堅調な結果となったものの、円買い戻しの動きが優勢となった。また、上昇して始まった株価がマイナス圏まで下落したことや、1バレル=50ドルの大台乗せとなった原油価格も大きく下落したことが影響し、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)序盤は、様子見ムードが強く、狭いレンジ内の展開となった。そして、短期筋の円買いの動きに加え、輸出企業の円買い・ドル売り、また大きく上昇して始まった日経平均株価が、上げ幅を縮小する動きとなったことなど、複合的要因から円買いが優勢となった。そして、ストップロスを巻き込んで、下落が加速した。
(2)急速な下落となった反動で、値頃感の買い戻しなども見られ、値を戻す動きとなった。ただ、株価がマイナス圏に下落する動きとなったことも影響して、上値の重い動きが続いた。そして、欧州株価が堅調な動きとなったことから、円売りの動きが強まった。
(3)110円近辺でもみ合いの展開が続いたが、原油価格が昨年11月以来の50ドル台乗せとなったことや、米経済指標がいずれも予想より改善したことを受けて、一段の上昇となった。
(4)ドル/円は、110円台で値頃感の売り圧力も強く、上昇して始まった株価が下落に転じたことも影響して、円買いドル売りが優勢となった。

本日のトピックス

前日の東京市場や、米国市場で急速な円買い戻しの動きが見られたが、特にこのところ110円台で上値の重い動きが続いていることから、円安進行の勢いがなくなったとの見方も出ており、5月前半から続いた円売りの動きが終了し、円高の動きに転換するとの思惑も出始めている。そのため、昨日のような動きに対する警戒も必要だろう。特に、110円台では円買い圧力も強まることから警戒したい。そして、そのきっかけとなるのが株価や原油価格の動きとなる場合もあるので、両市場の動きにも注目したい。そして、米国市場では、米GDP(改定値)やミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。前者は1Qの統計なので、予想と大きく乖離しなければ相場への影響はそれほど大きくならないと考えられる。ただ、後者は5月のデータであり、来月のFOMCでの利上げの可能性を見極める上で重要視される指標の一つであることから、注目したい。また、イエレンFRB議長の講演も予定されており、発言の内容にも注目したい。

5/27の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

1Q GDP(前期比年率)

一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
0.9% 0.5%
前回発表された速報値では、2年ぶりの低い伸びとなった。前半の天候悪化や、原油価格の低迷が影響していると考えられるが、後半は原油価格や消費も徐々に改善していることから、確定値まではある程度の修正が考えられる。
23:00 米国

5月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
95.4 95.8
前回は、市場予想を上回り、1年ぶりの高水準となった。特に、先行きの景況感が9.9ポイント改善したことが寄与しており、消費者の先行きに対する楽観的な見方が高まっていることが示された。今回(確定値、4月は89.0)は若干下方修正が予想されているが、大きく低下しなければ、2QのGDPが持ち直すとの期待感も高まる可能性があるだろう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ポンド/円は、一目均衡表の雲の中での展開となっており、雲の上下ラインどちら側に抜けるのか注目したい。雲上限ラインを上抜ける場合には、レジスタンスの162.16、162.51がポイントとなる。また、下抜ける場合には、パターン上の下値目標の計算値である159.34がポイントとなるだろう。

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