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2019-06-18 00:07:59

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年5月18日

マーケットトピックス 2016年5月18日

前営業日トピックス

東京市場では、日本のGDPの発表を控えて様子見ムードも出ており、序盤から限定的な動きとなった。ただ、堅調な展開で始まった日経平均株価が下落に転じた場面では、円が買われる動きとなった。その後、日欧の株価が堅調な動きとなったことや、英国のEU残留観測から、投資家のリスク志向の動きが強まり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米国市場では、米主要な経済指標が堅調な結果となったものの、ドルの上値は限定的となった。その後、株価が大きく下落したことから円を買い戻す動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮小する動きとなったことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、新規材料に乏しい中、限定的な動きが続いた。
(2)原油価格が半年ぶりの高値を付ける動きとなったことや、堅調な株価の動きが好感され、円売りが優勢となった。また、英国の国民投票の世論調査でEU残留支持が増えたことを好感して、リスク回避の動きが和らぎ、ポンドや欧州通貨を中心に堅調な動きとなった。
(3)米国市場では、堅調な流れが一服し、小動きの展開となった。米経済指標が堅調な結果となり、特に消費者物価の改善を受けて、米景気の堅調さを背景に、ドルが買われた。しかし、物価の上昇で、追加利上げに対する期待感も意識されたことから、株価が大きく下落する動きとなり、円買いの動きが優勢となった。 
(4)安値から値を戻す動きも見られたが、株価が下げ幅を拡大したことから、上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

東京市場では、日本のGDPの結果を受けて、消費増税見送りや財政出動への思惑を正当化するような結果となるのか注目されており、思惑が交錯する可能性も考えられる。また、株価の動きなどにも影響が大きく出れば、為替市場への影響も出るだろう。欧州市場では、昨日発表された英国の国民投票の世論調査の結果を受けて動きが出たが、この流れが継続するのか、また別の調査会社など、複数の調査を比較したいとの思惑もあり、思惑が交錯する可能性も考えられる。米国市場では、FOMCの議事録公開が予定されており、海外リスクに関する文言削除や、米景気減速に関する経緯や詳細などに注目したい。今週に入り、当局者のタカ派よりの発言も増えており、次回の追加利上げ観測が高まるのか、後退するのか注目したい。また、このところ株価の動きに影響する場面が多いことから、内外の株価の動きにも注目したい。

5/18の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
17:30 英国

3月ILO失業率[四半期]

英国家統計局より発表される国際労働機関の失業率。失業率の上昇は、英国労働市場の成長不足を意味する。結果として、高い失業率は英国全体経済の衰退を招く。高い数値は、ポンドに対してネガティブ(弱気基調)と見なされる一方で、低い数値はポジティブ(強気基調)と見なされる。
5.1% 5.1%
3ヵ月連続で横ばいが続いており、2月までの3ヵ月間の失業者数は7ヵ月ぶりに増加するなど、2013年以降続いている改善傾向がやや足踏みしている。今回も横ばいが予想されているが、同時に発表される失業者数が改善しているかにも注目したい。
翌3:00 米国

FOMC議事録公表[4月26-27日分]

- -
4月のFOMCでは、予想通り追加利上げは見送られたが、利上げ先送りの要因とされた海外リスクに関する言及が削除された。ただ、成長減速の兆候が指摘された。現状では、6月の追加利上げも一部では期待感が残っており、またこのところの当局者のタカ派よりの発言もあることから、成長減速の程度などが明確になれば、期待感が膨らむ可能性もあるだろう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ユーロ/円は、一目均衡表の雲上限ライン近辺で軟調な動きが続いており、ここから雲を下抜けて一段の下げとなるのか、底固い動きから反転するのか注目したい。オシレターのMACDでは両線クロスして下向きとなっているものの、やや先行するラインの下げが失速している。ここから両線がゼロポイントを下抜ける動きとなれば、下げ継続のシグナルとなることから、両線の形状に注目したい。下値のポイントは、雲下限ラインや重要サポートの123.23となり、ここを下抜ける場合には一段の下げが考えられる。上値はレジスタンスの123.65、ここを上抜けトレンドラインも抜ければ堅調な動きも考えられる。また、15時(±2時間)は、それまでの相場の流れが転換、加速となりやすい時間帯であることから、方向性の変化に注目したい。

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