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2019-06-27 19:04:36

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年4月12日

マーケットトピックス 2016年4月12日

前営業日トピックス

東京市場では、先週末の海外市場の軟調な流れが一服し、堅調な展開で始まった。序盤は値を戻す動きとなったものの、日経平均株価が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。その後、値を戻したものの、上値の重い展開が続いた。海外市場では、堅調な株価動向や、原油価格が約2週間半ぶりに1バレル=40ドル台まで上昇したことを受けて、円売りが優勢となった。しかし、その後は、原油価格や株価が上げ幅を縮小したことを受けて、円買いが優勢となり、ドル/円は再び107円台まで下げる動きもあった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)序盤は堅調な動きとなるも、日経平均株価が下げ幅を拡大したことから、リスク回避の動きが高まり、円買いが優勢となる。ただ、仲値公示にかけては、輸入企業などのドル買いもあり、一旦108円台に反発したが、仲値公示通過後は再び下押しが強まった。
(2)午後には値を戻す動きとなったが、上値の重い動きが続いた。そして、黒田日銀総裁が信託大会で挨拶し、「必要な場合には、3つの次元で躊躇なく追加的金融緩和を講じる」、「マイナス金利効果は、実体経済・物価に着実に波及していく」と述べたが反応は限定的。
(3)米国の主要な経済指標の発表がなく、材料に乏しい中、欧米の堅調な株価動向に加えて、原油価格の上昇を受けて、円売りが優勢となる。
(4)原油価格や株価が上げ幅を縮小する動きとなり、米主要株価は終盤にマイナス圏まで下落する動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

前日の米国の株価が不安定な動きとなったことから、前日下落した日経平均株価の動きに注目したい。ただ、原油価格は約2週間半ぶりに1バレル=40ドル台に回復したことは、投資家心理を改善させる要因となるだろう。ドル円・クロス円は、やや上値の重い動きが続いており、東京市場の動き次第では、政府関係者などの円高牽制発言なども考えられる。しかし、現状では、どこまで効果があるのか不安視する声もあることから、注意したい。そして、米国市場では、主要な経済指標の発表が少ないが、石油生産国会合を週末に控えており、思惑が交錯する可能性もあることから、原油価格の動きには注目したい。

4/12の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

3月輸入物価指数(前月比)

輸入時の価格を指数化したものであり、特に、他の物価関連の指標と同様に国内のインフレ動向の先行指標の一つとして注目される経済指標。ただ、輸入時ということで、原油相場や為替相場の影響を受ける傾向にある。
1.0% -0.3%
前月まで8ヵ月連続でマイナスが続いているが、ここ2ヵ月連続でマイナス幅は縮小している。燃料価格が下げ止まったことが影響していると考えられ、3月は前月よりも原油価格が上昇していることから、全体を押し上げる可能性も考えられる。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

豪ドル/円は、一目均衡表の雲上限を上抜けたものの、レジスタンスの82.45近辺で上値の重い動きとなり、再び雲の中の展開が続いている。オシレーターのMACDでは、両線がクロスしていることから、やや軟調な動きも考えられる。雲下限を下抜ける場合には、一段の下げとなり、サポートを目指す可能性も考えられる。一方、再び雲上限を抜けて、レジスタンスを上抜ける動きとなる場合には、一段の上昇も考えられることから、目先の方向性に注目したい。

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