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2019-10-16 01:42:15

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年2月18日

マーケットトピックス 2016年2月18日

前営業日トピックス

前日の米国市場の株高や、日経平均株価が堅調な展開で始まったことを好感して、東京市場では序盤から堅調な動きとなった。しかし、人民元の対ドル基準値が元安方向に設定されたことや、日経平均株価が下落に転じ、下げ幅を拡大する動きとなったことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、中国が南シナ海にミサイルを配備したとの報道も円買いを加速させた。海外市場では、軟調な流れが一転し、欧米の株価が大きく上昇したことや、OPECの生産調整が進むとの期待感から原油価格も大幅上昇となったことから、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。しかし、米FOMC議事録公開を受けて、改めて金融市場の混乱が懸念されたことから、ドル円・クロス円は反落する動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米株高の影響を受けて、日経平均株価が堅調な展開で始まり、ドル/円は堅調な動きとなった。日本の機械受注が市場予想を下回ったが反応は限定的。また、仲値公示にかけて輸入企業によるドル買いの動きが散見された。
(2)人民元の対ドル基準値が元安方向に設定された(1ドル6.5237元、前日は6.5183元)ことや、日経平均株価が400円以上の下落に転じたことで、円買いが加速。
(3)中国が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したとの報道を受けて、リスク回避の動きが強まり、再び円が買われる動きとなった。
(4)欧米の株価が大きく上昇したことや、OPECの生産調整の話が進むとの期待感から原油価格も大幅上昇となり、円売りが優勢となった。
(5)FOMCの議事録公開を受けて、改めて、世界的な金融市場の混乱が懸念され、円を買い戻す動きが優勢となった。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、原油価格、株価の上昇が終盤まで続いたものの、FOMC議事録を受けて、為替市場ではドル円・クロス円が軟調な動きとなっている。このことから、東京市場ではどのような動きとなるのか注目したい。また、昨日は人民元の対ドル基準値設定に反応したことから、こちらにも注意したい。そして、OPECの生産調整合意に対する期待感から原油価格が上昇したが、懸念を指摘する向きも多く、原油関連の報道や、相場動向にも注目したい。

2/18の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

新規失業保険申請件数

労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
27.5万件 26.9万件
前回は、予想以上の改善となり、7週間ぶりの26万件台となった。米国の休日や、天候などの要因もあり、やや不安定な結果が多い時期であり、今回は再び27万件台が予想されている。市場予想とのかい離が大きくなる場合には注意したい。
22:30 米国

2月フィラデルフィア連銀景況指数

フィラデルフィア連銀の管轄であるニュージャージー、ペンシルバニア、デラウエアの製造業の景況感などを指数化した経済指標で、最も早く公表される製造業の景況指数の一つである。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
-3.0 -3.5
前回は、4ヵ月連続で悪化が続いた流れが一服し、予想を上回る改善となった。今回も前回からの改善が予想されているものの、依然としてマイナスが続く(6ヵ月連続)との予想である。当面はプラスにならなければ、改善となっても反応は乏しいだろう。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ユーロ/円は、一目均衡表の雲下限近辺で上値の重い動きが続いており、下値はサポートの126.61近辺で底固い動きとなっている。目先は、雲下限ラインを上抜け、雲上限ラインも上抜ける展開となれば、一段の上昇も考えられる。一方、下値はサポートを下抜ける場合には、126円割れまで下げる可能性も考えられることから、注目したい。

気まぐれ投資コラム

わずか9日間で昨年を上回る動きに予想変更も相次ぐ

昨年2015年のドル/円は、1973年に変動相場制移行以来、年間変動幅が最小(10.00円幅)の年となりました。今年2016年は、1/29の高値121.68円(今年の高値)から2/11の安値110.96円(今年の安値)まで10.72円幅変動しており、実質9日間で昨年1年間の変動幅を上回る動きとなっています。それだけ今回の下げが急だったと言えます。

この動きを受けて、内外の主要金融機関は、当初の年間の為替予想を変更せざるを得なくなっています。当初の予想(内外主要13行)では、ドル/円の下値平均は118円でしたが、2月の下げを受けて、下値平均値は107円に引き下がっています。そして、内外主要13行の最低値は、欧州系銀行の95円ですが、仮に95円が年間最安値となる場合には、年間の変動幅は約26円となり、1998年以来の大きな変動幅(2008年は25.07円幅)となります。個人的には、1/5に当コラムで書いたテクニカル分析上の102.07円が下値予測値で変更ありませんが、それでも20円近い年間変動幅(あと半分位)となる可能性もあります。

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