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2019-06-19 13:42:28

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2015年12月3日

マーケットトピックス 2015年12月3日

前営業日トピックス

東京市場では、新規材料に乏しい中、海外市場で指標悪化や当局者のハト派的発言があったものの、依然として米国の12月利上げの可能性は高いとの思惑から、ドルは底固い動きが続いた。ただ、イエレン議長の講演での発言や、ECB理事会、米雇用統計を控えており、限定的な動きが続いた。米国市場では、雇用関連の経済指標が予想を上回る結果となったことから、利上げ期待も高まり、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。ただ、午後に入ると、株価が下げ幅を拡大したことや、ポジション調整の動きも見られ、ドル/円は反落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)新規材料に乏しい上、ECB理事会や米雇用統計を控えて様子見ムードも強く、限定的な動きとなった。ただ、前日の海外市場の動きが意識され、小動きながら堅調な動きとなった。
(2)ADP雇用統計が予想を上回り、非農業部門労働生産性が予想通り良好な結果となったことを受けて、米国の利上げ期待が高まり、ドルは主要通貨に対して上昇した。
(3)上げ一巡後は、ポジション調整や、株価下落による円買い戻しの動きもあり、ドル/円は下げに転じる動きとなった。

本日のトピックス

本日は、ECB理事会の政策発表、ドラギECB総裁の会見、米国の主要な経済指標の発表、イエレンFRB議長の議会証言が予定されており、東京市場では様子見ムードが強まることが予想され、やや限定的な動きが考えられる。そして、それぞれの結果により大きく動く可能性も考えられることから注意したい。ただ、すでにユーロは追加金融緩和策を、ドルは利上げ決定を意識した動きとなっていることから、乱高下となる可能性も想定しておきたい。

12/3の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:45 欧州

ECB理事会(金融政策発表)

ユーロ圏の統一的な金融政策を担う最高意思決定機関。理事会は、総裁・副総裁を含む幹部6名と、ユーロ圏各国の中銀総裁で構成され、原則として月に2回、ドイツのフランクフルトのECB本部で定例会合を開く。会合終了後は、ECB総裁が会見を実施する(議事録は公開していない)。
- -
ECB理事会は、何らかの追加金融緩和策を打ち出すとみられている。ECB総裁が追加緩和の可能性を示唆してきただけに、変更なしとはならないと考えられる。また、それを見越してマーケットではユーロ下落が続いたこともあり、現状維持なら相応の反発もあるだろう。政策金利は0.05%で据え置き予想だが、預金金利は-0.30%(現行-0.20%)に引き下げが予想されている。
22:30 米国

新規失業保険申請件数

労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
26.8万件 26.0万件
前回は、市場予想を下回り、1ヵ月ぶりの低水準に改善した。今回はやや増加が予想されているものの、26万件台なら引き続き好感されるだろう。ただ、雇用統計を控えていることから、反応は限定的だろう。
0:00 米国

10月耐久財受注(前月比)

米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
- 3.0%
前回の速報値では、市場予想の倍近い上昇となり、夏場の低迷から完全に脱した感じである。確報値でも維持されているのか注目したい。
0:00 米国

11月ISM非製造業景況指数

全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
58.0 59.1
前回は、市場予想を上回り、過去10年間で2番目に高い水準となった。雇用市場のゆるみが解消されつつあることが影響している。今回は、若干低下が予想されているものの、大きな低下は考え難い。なお、雇用指数は、ここまで3ヵ月連続の上昇となっており、雇用統計を控えていることから、雇用部門の指数に注目したい。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ドル/円は、上値目標の計算値(123.67 N計算)近辺まで上昇後、上影線(ローソク足の上ヒゲの長い形)を付けてから反落となっている。オシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、一段の下げとなる可能性も考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲とトレンドライン近辺がポイントとなる。ここを下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

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