【短期的には方向感を求めづらい相場展開、やはり次の節目は米雇用統計か】
米個人所得やISM製造業景況指数が予想以上に悪く、市場が反応する場面も見られたが、明確な方向感は出ず、終日狭いレンジ取引に終始した。基本、夏枯れ相場で材料に乏しいが、やはり今週末の米雇用統計が注目がされる。
(図1 白・・・ユーロドル、黄・・・S&P株価指数先物、緑・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
ギリシャ株式市場が取引を再開したが、NY株式市場には多少影響したようだ。
(図2 白・・・S&P株価指数先物、黄・・・FTSE指数先物、緑・・・CME日経平均先物)
(出所:ブルームバーグ)
原油在庫の積み上がりに加えて、中国製造業関連の活動減速が、原油価格の下落にも拍車をかけたようだ。また、米金融政策の変更が現実味を帯びるにつれてドル高が連想され、金価格をはじめ、商品価格の重しとして意識される可能性もある。
(図3 白・・・WTI原油価格、黄・・・金価格)
(出所:ブルームバーグ)