【米FOMCを間近に控え、アジア・欧州・米国市場ともに調整色の濃い動きが先行した】
米国の金融政策変更が意識され、各国で調整とみられる動きが確認できる。昨晩は上海総合指数の大幅下落を受けて、欧米の市場でも警戒感が広がった。欧州時間にかけて株価の下落とドル安が加速、米国債利回りは低下している。
(図1 白・・・ユーロドル、黄・・・S&P株価指数先物、緑・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
足元で、本邦・欧州・米国株価の値動きに連動が確認できる。
(図2 白・・・S&P株価指数先物、黄・・・FTSE指数先物、緑・・・CME日経平均先物)
(出所:ブルームバーグ)
先週末から、主要国の株価ボラティリティ指数が高まりが確認できる。市場では、リスク回避の動きが先行している。
(図3 白・・・VIX指数、黄・・・欧州STOXX指数、緑・・・日経ボラティリティ指数)
(出所:ブルームバーグ)
先週末、原油在庫の増加から原油・価格は下落した。金価格も同様に下落を続けていたが、主要国の株価が下落するタイミングで、金が買われているのが確認できる。
(図4 白・・・WTI原油価格、黄・・・金価格)
(出所:ブルームバーグ)