【ギリシャ債務問題に注目が集まる中、材料乏しく調整主体の展開】
ギリシャ債務問題に進展が見られず動意が乏しくなっている。
昨晩発表された米国GDP確報値は速報値から改善、個人消費の確報値も予想を上回った。
(図1 白・・・ユーロドル、黄・・・S&P株価指数先物、緑・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
昨晩、日経平均はITバブル期の高値を上回り、18年半ぶりに高値を更新した。
足元のドル円と日経平均の値動きに関係性が確認できる。
(図2 白・・・ドル円、黄・・・日経平均指数先物)
(出所:ブルームバーグ)
安全資産と見做される金価格や債券の動きに、目立った動きは確認できない。
金価格の下落の背景には、ギリシャ債務問題の先行きを楽観視する見方も。
(図3 白・・・金価格、黄・・・米国10年債利回り、緑・・・ドイツ10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格は、引き続き60ドル/バレル挟みのレンジの値動きが続いている。
(図4 白・・・WTI原油価格)
(出所:ブルームバーグ)