【米FOMCと1〜3月GDPを控えて、ギリシャ支援協議の担当者交代による 交渉進展期待がユーロ買い材料に】
ダウ構成銘柄の中で、引け後に発表される影響力の大きいアップル社の決算への期待もあって序盤買われるも、米GDPとFOMCを控えたポジション調整もあって株価は反落した。
米・第1四半期GDPのアナリスト予想値平均は、前期比1%となっている。
(図1 白・・・S&P先物、黄・・・米国10年債利回り、緑・・・ユーロ米ドル)
(出所:ブルームバーグ)
米国の不透明な経済情勢に加え、サウジアラビアが原油生産に積極的な姿勢を示し、世界的な原油供給過剰が継続する見通しが強まり、原油価格は下落した。
NY市場開始直後から金が買われ、数か月ぶりの大幅な上昇となった。
米国の緩和的な金融政策が継続するとの見通しから、ドルに代わって金が買われた。
(図2 白・・・金価格、黄・・・WTI原油先物)
(出所:ブルームバーグ)
昨晩、米国2年債入札での平均利回りは、前回を下回る0.52%だった。
足元で、米景気回復の先行き不透明感から利上げが遅れる可能性も多少考慮される格好に。
(図3 白・・・米国2年債利回り、黄・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
【フィッチが日本国債のレーティングを引き下げも、目立った円売りは進まず】
昨晩フィッチが日本国債のレーティングを「A+」から「A」に引き下げた。
今のところ目立った影響は少ない。
(図4 白・・・CME日経平均先物、黄・・・米ドル円)
(出所:ブルームバーグ)