【米ADP雇用統計は、予想を下回りドル売りに反応】
昨日発表された日銀短観や設備投資などの指標が予想を下回り景気の先行き懸念が台頭。
日経平均の下落に伴い、ドル円が下落する場面も見られた。
その後、自民党議員から追加緩和とその時期を示唆する発言を受けて、ドル円は反発した。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P株価先物)
(出所:ブルームバーグ)
米ADP雇用統計が市場予想を下回り、ドル円が下落し米国債利回りも低下した。
雇用者数減少の背景として、エネルギー業界の人員削減の影響が示唆されている。
各通貨ともに素直なドル安の反応をしている事が確認できる。
(図2 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
【週末の米雇用統計への注目度がさらに上昇】
米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫統計で、米国内の原油生産高減少報道を受け、原油価格は反発した。生産高減少は、今年1月以来初めてとなる。
(図3 WTI原油/5分足)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格と資源国通貨のカナダドル米ドルの間に、強い関係性が確認出来る。
(図4 白・・・WTI原油価格、オレンジ・・・カナダドル米ドル)
(出所:ブルームバーグ)