【好調な米雇用統計結果に、ドルは対主要通貨で上昇】
好調な雇用統計結果に、ドル円は米長期金利とともに上昇。株式市場では6月の利上げ観測の強まりが売りを誘い、S&Pは下落。また、ドルは対主要通貨で買われたが、対円は雇用統計直後の上昇後は上値が重い展開に。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P指数)
(出所:ブルームバーグ)
(図2 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄色・・・ドル・豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
堅調な米経済情勢を背景に、米長期金利が上昇する一方でECBは9日から国債買い入れを開始する。金融政策の違いが一段と鮮明になったことでユーロの下落に拍車がかかり、ユーロドルは11年半ぶりの安値水準に達した。
(図3 ユーロドル 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
(図4 ユーロドル 週足)
(出所:ブルームバーグ)