【石油リグの稼働停止数が少ないことを受けて、原油価格が下落】
原油価格は55ドルに迫る場面も見られたが、足元で50ドルを割れてきた。
米国の石油掘削機(リグ)の稼働停止が予想より少なかった事で、原油の供給過剰が続く見方が強まった事が背景。
(図1 WTI原油(ドル建て) 60分足)
(出所:ブルームバーグ)
東京時間午前3時頃、ナイジェリア石油相は、更なる原油価格が下落した場合、石油輸出国機構(OPEC)に対し緊急会合の開催を要請するとの報道が伝わり、原油価格は上昇。しかしOPEC加盟国の代表が緊急会合の開催を否定した事で、原油価格の反発は一時的なものとなった。
(図2 WTI原油(ドル建て) 5分足)
(出所:ブルームバーグ)
今現在、イエレン議長の議会証言を控え若干のドル高にはなっているが、目立った動きは確認できない。
(図3 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
ナスダックは5000ドルに迫っている。2000年に付けた高値が意識される。
(図4 ナスダック総合指数 月足)
(出所:ブルームバーグ)