【ECBがギリシャへの緊急流動性支援を認め、ユーロが買われた】
欧州中央銀行(ECB)が、ギリシャに対する緊急流動性支援枠(ELA)の約600億ユーロへの拡大を認めた事で、一昨日(2月4日)の下げからユーロは上昇に転じた。
(図1 ユーロドル/15分足)
(出所:ブルームバーグ)
ECBがギリシャに対するELA拡大するとのニュースが報じられるとともに、米国10年債利回り、S&P先物がともに上昇した。
(図2 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P先物)
(出所:ブルームバーグ)
【原油価格は激しい値動きをみせたものの、資源国通貨の値動きは落ち着いていた】
原油価格は再びバレル50ドル台を回復、ボラティリティの高い相場が続いている。
昨日のボラティリティは、2009年4月以来最高となった。
(図3 WTI原油(ドル建て) 10分足)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格の値動きとは対照的に資源国通貨豪ドルの値動きは、落ち着いていた。
(図4 豪ドル米ドル 5分足)
(出所:ブルームバーグ)
本邦30年債の入札が好調、長期国債の利回りは低下した。
(図5 日本10年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
デンマークの外貨準備高が急に拡大している事が確認できる。背景には、中銀が直接介入を行った事が考えられる。
(図6 デンマーク外貨準備高)
(出所:ブルームバーグ)