【米FOMC声明で米景気と労働市場の見通し引き上げ、今後の反応に注目】
昨日発表された米FOMC声明は、目先のインフレ率は更に低下する可能性を示しつつ、エネルギー価格下落の影響が減少に伴い、「中期的に2%に向けて徐々に上昇」とし、景気と労働市場の見通しを引き上げ、「経済活動は着実なペースで拡大を続けている」と記している。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・ユーロドル、オレンジ・・・S&P株価先物)
(出所:ブルームバーグ)
足元の日米の10年債利回りを比較すると、米国10年債利回りが下落する一方で、本邦10年債利回りは上昇している。
(図2 白・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・日本10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
日米10年債の金利差推移をみると、昨年12月末から大きく縮小している事が確認できる。
(図3 上段白・・・米国10年債利回り、上段オレンジ・・・日本10年債利回り、下段黄・・・日米10年債金利差)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格は、足元ではレンジの安値圏で推移している。エネルギー価格に対する影響が気になる。
(図4 WTI原油価格(ドル建て) 日足)
(出所:ブルームバーグ)