【足元の為替変動に相関は確認しにくい、市場のテーマは不鮮明か】
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表直後の市場の反応とは異なり、昨日は対ドル比較で各通貨の相関が見られない。
(図1 白:ドル円、オレンジ:ドルユーロ、黄:米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
米国10年債利回りとS&P株価推移の比較でも関連は確認できない。
(図2 白:ドル円、黄:米国10年債利回り、オレンジ:S&P)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格の動きに明確な方向性が確認できなくなった。
(図3 WTI原油(ドル建)/10分足)
(出所:ブルームバーグ)
目先の節目は、2000年以来の月足安値で引いたトレンドラインが接点になる可能性がある。
(図4 WTI原油(ドル建)/月足)
(出所:ブルームバーグ)
直近2日間のS&P株価上昇は、過去3年間で最大だった。
(図5 S&P株価/日足)
(出所:ブルームバーグ)