【主要通貨の対ドル間での相関は薄れている。各国金融政策の違いが影響も。】
足元の対ドル相場では、円とユーロが似た動きを見せているが、豪ドルは独自の値動きを見せ始めている。
(図1 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
過去半年間の対ドル相場で、ドル/ユーロがやや先行しているものの、各通貨間に相関は見られず、ドル/ユーロの動きに追従していると見る事ができる。背景には、各国の金融政策のばらつきを反映している可能性も。
(図2 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
足元のドル円は120円に迫る水準にある。日銀が追加緩和を決定して以降、ドル円相場に明確な上昇トレンドが生じている。
(図3 ドル円/1時間足)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロ/ドルは、下値抵抗線を割れてきた可能性が強まっている。
本日、欧州中央銀行(ECB)理事会の決議内容と総裁の記者会見が気になる。
(図4 ユーロドル/日足)
(出所:ブルームバーグ)