【ドル円と米国10年債の相関が失われる】
先週27日の感謝祭以降、ドル円の上昇が持続している。
一方で、米国10年債利回りは下落。相関を見せる時間帯が多いドル円と米国10年債利回りの間にギャップが見られ始めた。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
米国10年債利回りと、S&P500の間には直近相関性が見る事が出来た。
(図2 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債、オレンジ・・・S&P500)
(出所:ブルームバーグ)
【原油価格の下落継続、66ドル/バレルを記録】
原油価格は2010年以来の水準に下落。
(図3 WTI原油(ドル建)/週足)
(出所:ブルームバーグ)
銅価格も2010年以来の水準に下落している。
(図4 CME銅(ドル建て)/週足)
(出所:ブルームバーグ)
原油と銅価格の下落に伴い、豪ドル米ドルも下落。
今のところ、原油がやや先行している様にも見える。今後の動向が注目できる。
(図5 白:WTI原油(ドル建)、黄:豪ドルドル、オレンジ:CME銅(ドル建て))
(出所:ブルームバーグ)
【スイス中銀の金準備高引き上げの国民投票は否決】
週末にスイス中銀の金保有高の引き上げに関する国民投票が実施され、結果は否決であった。現在、ユーロスイスフランは上昇して始まっている。
(図6 ユーロスイスフラン/10分足)
(出所:ブルームバーグ)