【ドル上昇一服】
日銀のサプライズとなった金融緩和を受け114円台へ急騰したドル円相場は、日本の連休明けとなった昨日はその上昇も小休止し113円台の前半まで値を下げる展開となった。
4日の外国為替市場では、ドルは対円のみならず、対ユーロ、豪ドルでも売られ、この所のドル上昇も一服する1日となった。
(図1:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、米ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
31日に急騰したドル円相場も、4日は上昇を止めた。
(図2:ドル円 10分足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円相場を少し長いスパンのチャートにすると、10年以上にわたって続いていた下落トレンドラインが上方ブレイクしていることが確認できる。
短期的な修正局面があっても、大局的な方向感は上向きとみることが出来る。
(図3:ドル円 週足)
(出所:ブルームバーグ)
4日の市場で米ドルに対し上昇率が高かったのが豪ドル。豪ドルは年初来の安値レベルに到達後反転上昇傾向。引き続き、サポートラインが機能している。
(図4:豪ドル米ドル 日足)
(出所:ブルームバーグ)